4月24日に上映した「みえない雲」は、予想以上に評判がいい。
今回チェルノブイリ子ども基金では初めて映画上映に取り組んだのだが、上映後のアンケートにはかつてない率の回答数があった。老若男女を問わず広範囲にわたっていた。
今までにない違う層の人たちにチェルノブイリのことが、原発の恐ろしさが、確実に伝わったのではないかと感じている。
映画についての感想。
池田さんのお話しについての感想。
チェルノブイリ子ども基金への感想。
全文を子ども基金のホームページにアップした。
http://homepage2.nifty.com/chernobyl_children/index.html
1986年4月26日生まれの男性からの感想もあった。
また、もっと近くで上映してくれたら友達も誘えたのに、とか
NHKで放送してほしいなんていうのもあった。
全面的にサポートするからあちこちで取り組んでくれないかな~
こんなに好評だったのだから、自信をもって薦めたい。
ところで、イベントの事務処理もほぼ終わり、連休も終わり、事務局は落ち着いてきた。
ボランティアの手を借りて、事務局内の片づけをした。
4月のイベントでも今年のカレンダー、まだ4か月しか経ってません!
と格安にして販売した。
そのカレンダーの過去の分の整理をした。
チェルノブイリ事故10年目の1996年から子ども基金ではカレンダーを作っている。
2年ほど、被害者の子どもたちの絵を使った以外は、フォト・ジャーナリストで子ども基金の設立者の広河隆一さんの写真で構成されている。
今年は広河さんの写真の横に石川逸子さんのオリジナルの詩がついている。
だからからか、いつもの年にまして売れ行きがよかった。
それでも印刷物というのはちょうど売れる、ということはまずない。
残っているものをいかにして売るか、あるいは整理して片付けるか、頭を悩ますところである。
過去のカレンダーのうち、完売したのが最初に出た1996年版。
完璧なのは1部しかない。
数部あるのは途中で切れていたり、汚れていたり、書き込みがあったり。
何と事務局で日々書き込んでいたカレンダーも出てきた。
ボランティアの人が来る日、来客のある日、ニュースの印刷の日、など目いっぱいに書き込んである。今も同じように使っているのだが、96年は救援活動も最高潮にさしかかっているころで今よりずっと書き込みが多い。
なつかしかったが全部に目を通すヒマはないから、また、ビニールをかぶせて奥にしまった。
今度日の目を見るのはいつだろう?
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