グループホームへ入居の日、新潟から姉と姉の孫がきたが、あれから約1か月後の今日、また凸凹コンビは新幹線に乗ってやってきた。
姉は太っている、孫は4歳で細くて小さくてかわいらしい。
ちょうど娘もそろそろご機嫌伺いに行こうかなと思って午前中休みをとっていたという。
フリーターの娘は気楽なものだ。
この前母は、ここは出してくれないんだよ、と訴えていたから、お昼をみんなで外で食べることにした。
ホームには外泊も外でのお昼もあらかじめ伝えておけばOK。
母が我が家にいるとき、私以上に面倒を見てくれた夫は顔を見に行こうとしない。
どこで仕入れた知識かしらないが、あまり会いに行かないほうが本人のためだという。外でお昼など、とんでもないと。
一足先に行っていた娘が話しをつけていて、外で私たちは待ち合わせた。
街中(まちなか)ではないのでお店は少ない。グループホームから歩いて5分ぐらいのところにあるファミレスに入った。8時ごろの新幹線に乗ってきた姉達もすでに着いていた。
母は、たらこスパゲッティとサラダとそこそこ食べた。約半分は娘が食べた。なんてったって昔の人なのでご飯が一番好きだが、肉類や油っぽいものが好きでないのでごはんに合うようなおかずはファミレスでは選べない。それでスパゲッティになったらしい。
ホームでも朝、パンのときがある。パンだった後に行くと、ここはずっとパンなんだよ。ご飯が出ない、と訴える。
スパゲッティを食べた後、姉が持ってきた笹団子、テーブルの下で皮をそっとむいて出したら、ぺろっと食べた。
姉の孫(ひ孫!)のことはかわいい、と思っているみたいだ。娘のこともわりとおとなしく言うがままにうなずいている。私とは・・・ 元気? とあいさつしたとき、ぶすっとしていた。娘がそれを見て、ちょっと不満そうだねと。うん、不満なんだよね、と私。
でも今日はおとなしい。あまり反論はしない。娘がいろいろ聞かなければ耳も遠いので話しに加わることもない。
私達はいろいろおしゃべりをして、満足してレストランを出た。
そのまま母は素直に歩いてグループホームに無事戻った。
なんだかあっけなかった。これなら遠出もできるかもしれない。
ま、波があるから、いつがおとなしい日でいつが興奮する日か、というのは直前までわからないが。
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