2014年10月30日木曜日

バラの花を手にしたジーマと8年ぶりに再会




ディディンコ・ジーマ、かつて私が支援したチェルノブイリの子どもの名前。
今回ベラルーシのゴメリで彼と再会した。れっきとした28歳の大人になっていた。

チェルノブイリ子ども基金は1996年から甲状腺手術後の子どもたちだけの保養プロジェクトを実施している。計画したとき、私は事務局スタッフだったが、実際に実施されたとき、私は事務局を辞めていた。

広河隆一さんの保養報告会には一人のボランティアとして参加した。

ミンスク郊外にある保養施設「希望」で保養する子どもたちの楽しそうな様子をスライドを通して目にした。97年の保養プロジェクトでは日本ウィークがあり、赤いTシャツを着たジーマは、日本人ボランティアAさんのヴァイオリン教室に参加していた。やんちゃな感じがいっぱいの子どもだった。

「彼の家はとても貧しい」という広河さんの言葉が赤い洋服と共に頭に残った。

チェルノブイリ子ども基金は、一人の子どもを1か月約50ドルの支援をする寄付者を募っていた。一般に言う里子とは違うのだが、決まった額を一定期間寄付してくれる人に対して里親と呼んだ。

彼の里親になりたいと手をあげ支援を続けた。私が支援を始めて間もないころ、彼の母親から手紙が来た。筆不精の私はすぐには返事を出さなかった。結局は、遅れて出したのだがその後着いたかどうか定かではない。そのころは郵便事情も悪かった。しかし、もらったらすぐに返事を書くべきだったとあとでずっと後悔することになる。

母親はアル中で、施設に入ったということを現地のパートナー団体から聞かされたからだ。貧乏から逃げるため、あるいは、家族の病気から逃げるため、アル中に走る父親はよくある話だ。もう少しマメに交流していたらあるいは違ったかもしれないと思っている。でも今となってはどうしょうもない。

幸いなことに、おばあちゃんが近くの村にいて、何かと支えになってくれたようだ。父親もそのころはまじめだった。だったというのは父親も後年アル中になったと、最近聞いたばかりだった。

8歳ぐらいのときから10年近く、里親として支援したが、現地団体から、ジーマの家ではお金を子どもの健康のために使っているかどうかわからないから、支援を止めたほうがよいと言われたが継続した。事務局を通しての支援を止めた後、ベラルーシ在住の日本人Hさんを通じて支援を続けることになった。すでに働いてもいい年頃だったので、ジーマ本人がHさんからお金を受け取ったりしていたが、Hさんからも彼が真面目ではないので、支援を止めたら、との助言があった。それも聞かないふりをして、3年間ぐらい続けた。

2006年、チェルノブイリ20周年のとき、広河隆一さんの写真展をベラルーシで開くためボランティアや里親たちが手分けをして、大型写真を運んだことがあった。そのとき、初めて私はジーマに会った。すでに、背の高いヒョロッとした若者だった。

ほかの里子やその家族はおみやげを持ってそれぞれの里親と対面した。ジーマは一人だった。おみやげもなかった。でもとても喜んでくれた。帰り際、明日の出発の際には駅まで見送りにくるから、と言って帰っていった。翌朝、ジーマは来なかった。

そのジーマが赤いバラの花を手にして現れたのだ!

「あんた、日本の里親のこと覚えているの?」と代表のパホモワさんが連絡をとったとき聞いたらしい。「覚えているよ。小さな人だった」、「こぎれいにしてきなさい」とパホモワさんに言われたとおり、こぎれいな身なりだった。

今回、パホモワさんも久しぶりにジーマを見て、きちんと仕事をしている姿だ、と喜んだのは言うまでもない。

自動車の修理工として働いていて、結婚はしていないが、彼女と住んでいるとか。弟は結婚して子どもが生まれた。自分はおじさんだよ、と嬉しそうに話してくれた。そういえば、私の娘が「希望」にボランティアに行ったとき、自力でゴメリのジーマの家を訪ねたことがあった。娘にも子どもが2人いる、と伝えたら、それはうれしい、と喜んでくれた。

帰り際、手をにぎったら冷たかった。子どものころから冷たいという。そうだ、彼は甲状腺ガンだったのだ……。

                              (反原発井戸端会議ネットワーキングニュース「I・do」に掲載したもの) 

2014年9月24日水曜日

松之山へ墓参り

ちょうど、今日はお彼岸の中日。深谷まで墓参りに行ってきたが、今日はその話ではなく、故郷、松之山へ墓参りに行ったときのこと。

毎年、お盆過ぎに姉の家族とお墓に行く。
今年は姉の娘の家族も一緒だった。

昨年のお盆はうちの孫もいたのにな~
と思いながら、でも、姉の孫たちがいて今年もにぎやかだった。


墓参りの後、温泉に。
黒倉の入口にあるおふくろ館へ。
お風呂につかりながら、外の景色が見える。露天風呂ではないがなかなかいい風情。
写真は食堂から眺めた風景。霧がかかっていて昼間だったのに、幻想的だった


お風呂の後は、隣の津南町のOさんの家へ。
姉たちご一行は新潟市に帰って行った。
兼ねてより、反原発仲間のOさんちに行きたいと思っていたが、やっと実現した。
Oさんはチェルノブイリ救援中部のメンバーとして名古屋で活躍していたのに、あんな田舎に越して来るなんて、といささかいぶかしく思っていた。
引っ越してきてからすでに20年とか。
私が松之山で過ごした年月を超えている。

そして、ごらんのように素敵な家に住んでいた(昔だったら絶対素敵とは思わなかった)。
茅葺屋根がそろそろ限界なのに、それを直すとなったら、結構なお金がかかるとか。それなら、空いている大きな家に越そうか、と思案していた。
田舎には空き家はいくらでも(?)ある。
子どもたち2人のほかにお連れ合いと犬のモモちゃんがいる。
犬にモモって名前、結構一般的?我が家の下の家の犬もモモちゃんである。





津南町の観光スポット、龍ヶ窪。大型の観光バスが止まっていた。
全国名水100選に認定された池がある。



さて、最後の写真は新潟県の名水に認定されている松之山のこしの水の近くに住んでいる我が家の親戚のおばあちゃん。数年前『小屋丸』という映画がほんの少し話題になったがそこに登場している。『小屋丸』の続編はできないのかな?っていうか、まだ見てない・・・




2014年9月12日金曜日

熊本旅行~写真だより





6月8日、9日、生まれて初めて熊本に行った。

九州に行ったのは松下竜一さんのところを尋ねて以来2回目。
最初の大分入りのときも一緒だった友達を誘って最後の竜一忌に参加。
その足で、熊本へ。

東京から避難した反原発出前の店員S夫妻に招かれて福島の子どもたちの保養の話をすることになった。
FBに載せたがFBは見られない人にはブログ「神楽坂事務局だより」を。


写真:上から言わずとしれた阿蘇山。あんなに噴火している状態だとは恥ずかしながら知らなかった。おりしも川内原発再稼働を認めた規制庁。
桜島はもっとすごいよ、とみんな言う。
規制庁の人たちは知らないのか?

2枚目/花畑の少女ならぬわさび畑のゲンさん。キャンプの名人。赤いシャツが映えている。

3枚目/広大な原っぱの向うをみつめるS夫妻。長崎鼻展望台があるところ。

4枚目/水を通す石橋「通潤橋」 有名らしい。恥ずかしながらここも知らなかった。

熊本は食べ物がおいしい、自然環境がいい、と選んで東京から移住した来た友達だが、川内原発に何か事故が起きたら・・・
地震国の中にあって、さらに地震があちこちにある九州。
再稼働なんてとんでもない。

以下、規制庁を監視する市民の会からの情報

火山噴火予知連の藤井会長の談話。
ずばり「火山リスクが低いとの規制委の判断は科学的根拠に基づいていない」


というわけで、ほのぼのと写真アップだけにしようと思ったのだが、時期が悪かった。

2014年9月8日月曜日

戦争と原発で日本は滅びる?

あ~

すっかりブログを忘れている!

なんと最後が7月1日。
ということは丸2か月振りの更新になる。

7月1日に載せたことの延長。
つい数日前「9/4戦争させない9条壊すな ! 総がかり行動」が日比谷野音で開かれた。
7月1日に勝るとも劣らない熱気だった。

田中龍作ジャーナルにうつっていたね、と知り合いに言われた。
http://tanakaryusaku.jp/2014/09/0009988

こちらにもっと詳しく載っている。

撮影=レイバーネットTV。
戦争させない9条壊すな!総がかり行動
http://m.youtube.com/watch?v=vYvhtA1Tfow&feature=youtu.be

写真と発言紹介 9.4「戦争はいらない9条壊すな!総がかり集会」
http://www.labornetjp.org/news/2014/0904shinya


時間のあるときに、発言者の言葉を聞いてほしい。

今日(7日)のサンデーモーニングではイスラム国と欧米の対応などを論じていた。
姜尚中さんは今までの枠組みではあてはまらない新たな戦争というような言い方をした。
今までは国対国がの戦争だったのだが、欧米各国、さまざまな貧困層、被差別層から人々が兵士として集まっている。
その兵士はネットで募集しているというのを知り、ほんとに空恐ろしくなった。
終わりが見えない戦争だと・・・

そういう戦争にも知らず知らずのうちに取り込まれるかも知れない世の中なのに、それをあえて、参戦するような仕組みに日本をしようとしているアベさん。

「日本が滅びるのは戦争と原発。安倍首相は両方をやっている」と河合弁護士がゲンダイで語っていた。

落合恵子さんが日比谷で語っていた。

「私は長い間、女性議員の数が少なすぎるということを言い続けてきましたが、好戦的な女性議員は要らない!もちろん好戦的な男性議員も、蹴っ飛ばせ!」

そのとおりだ。


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7月、8月は個人的旅行も含めて、種々活動した。
写真もまとめて掲載したい。
近いうちに、きっと。




2014年7月1日火曜日

集団的自衛権行使 反対

私も参加しました。すごい熱気でした。
9時半ごろ帰ったのですが、23時半ごろまで続いていたとは~

以下転載します。

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東京の杉原浩司(秘密保護法を考える市民の会)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

6月30日夜の閣議決定反対!官邸前抗議はすごい盛り上がりでした。
夕方 の時点でスタッフが数えたときには6千~7千人くらいでしたが、
その後、時 間が経つにつれて膨れ上がりましたので、優に1万人は超えていたと思い ます。
久しぶりに人が湧いてくるような感じを受けました。若い人の参加も目立 ちました。
官邸前の車道の一部にまで人があふれ、「改憲やめろ」「安倍 はやめろ」のコールが
鳴り止みませんでした。私は途中で現場を離れまし たが、抗議は23時30分頃まで
続けられたようです。 報道ステーションが官邸内にもコールが響いていたことを伝え、
19時頃に 安倍首相がブータンの首相と官邸を歩いて出てきた時に、声の聞こえる
方向をちらりと見たとも報じていました。

“集団的自衛権”に反対、過去最大級の官邸前デモ(6月30日、TBS、動画) http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2238214.html 集団的自衛権行使容認、閣議決定へ 公明、受け入れ決定(6月30日、朝日) http://www.asahi.com/articles/ASG6Z5QFMG6ZUTFK00X.html 官邸前で抗議デモ 集団的自衛権の閣議決定反対で深夜まで【動画・画像】 (6月30日、ハフィントンポスト) http://www.huffingtonpost.jp/2014/06/30/jieiken-demo_n_5543404.html?utm_hp_ref=japan-politics 集団的自衛権:「憲法守れ」…官邸前で2委員会が反対集会(7月1日、毎日) http://mainichi.jp/select/news/20140701k0000m010082000c.html 閣議決定、市民ら官邸に反対叫ぶ 抗議行動、身動きできないほど (7月1日、東京) http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014063001002163 集団的自衛権 首相官邸前で抗議活動(6月30日、NHK) http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140630/k10015631441000.html いよいよ本日7月1日(火)に閣議決定が強行されようとしています。午後 の「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」と「戦争をさせない1000人委 員会」の共催による抗議行動の開始時間は、16時頃に閣議決定が強行され るとの報道を受けて、当初の17時から15時に変更になりました。午前にも 官邸前行動があります。昨日を上回る規模で抗議の声をあげましょう。可 能な時間帯にぜひお集まりください!
※午後の抗議開始が17時から15時に変わりました!
★閣議決定で「戦争する国」にするな!
官邸前行動 (解釈で憲法9条を壊すな!
実行委員会 http://kyujokowasuna.com/ )
7月1日(火)午前9時30分~10時30分(戦争をさせない1000人委員会と共同行動)  
  15時~(1000人委員会と共同行動)
---------------------------------------
★閣議決定の最終関門=自民党総務会のキーパーソンに大至急ファックスを!
本日7月1日(火)朝の与党協議で正式合意したうえで、自公両党が党内の
了承手続きに入ります。
とりわけ自民党は、全会一致を原則とする総務会 が舞台です。
既に、村上誠一郎議員は反対することを示唆しており、会長 の野田聖子議員も
『世界』で安倍首相への批判を表明していました。
しか し、さらに多くの異論が噴出しない限り、最後は押し切られる可能性が高 いと思います。
まだ間に合います。
ぜひファックスを集中してください。
【自民党総務会キーパーソンのFAXリスト】
 (文責:杉原) 注)
◎は反対の人:「がんばって」と激励を。   
○は慎重と思われる人:「しっかり声をあげて」と。
◎会長:野田聖子(岐阜)  (FAX)03-3591-2143
○会長代理:森山裕(鹿児島)(FAX)03-3508-3714
○会長代理:松山政司(福岡 (FAX)03-6551-1124
○副会長:岸宏一(山形) (FAX)03-6551-0315
○副会長:武見敬三(東京) (FAX)03-6206-1502
○総務:大島理森(青森)  (FAX)03-3508-3932
○総務:金子一義(岐阜)  (FAX)03-3502-5853
○総務:金子恵美(新潟)  (FAX)03-3508-3722
○総務:渡海紀三朗(兵庫区)(FAX)03-3508-3613
○総務:野田毅(熊本) (FAX)03-3501-7538
◎総務:村上誠一郎(愛媛) (FAX)03-3502-5172
○総務:金子原二郎(長崎) (FAX)03-6551-1202
○総務:木村義雄(比例) (FAX)03-6551-0305
<全員(25人)のリストはこちらから>
自民総務会FAXリスト 呼びかけ
 http://kyujokowasuna.com/?p=385
一覧表 http://bit.ly/1nLWByT
【関連】 行使容認に待った!?総務会の1人が反対表明(6月28日、テレビ朝日) http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20140628-00000001-ann-pol
<やはりこの人にも「閣議で絶対に了承しないで」と伝えましょう>
【国土交通大臣・公明党】 太田昭宏(東京)  FAX:03-3508-3519 

2014年6月3日火曜日

沖縄県久米島で子どもたちと一緒に

久米島にも棚田があった! 2014年5月

昨年末から5月終わりにかけて、沖縄県久米島にある「沖縄・球美の里」に再三再四出かけることになるとは、昨年まで夢にも思わなかったことである。

私たち未来の福島こども基金も支援している球美の里は2012年の7月よりオープン。
多くのみなさまのおかげで、第26次までの保養を終えることができた。

この間、子ども846人、保護者249人、総計1095人の福島原発震災被害者の人たちが久米島で保養した。

昨年秋まで現地にいた責任者が辞めて、それ以降、事務局長代行として理事長の広河さんが球美の里に通うことになった。

しかし、DAYS JAPANも10年目の節目を迎え、また、編集長交替という時期とも重なり、多忙を極めている広河さんに代わって、ほかの理事が現地に行くことになった。

その中でも、一番ヒマ(?)な私が行くことが多くなり、気が付いたら19次、20次、23次、24次、25次、26次と、一部だけのとき、全期間(今、保養期間は10日)のとき、といろいろだったがとにかくこんなに通うことになった。

どの回がどの子たちだったか、すでに記憶は定かではない・・・
球美の里ブログで毎回子どもたちの様子をたっぷり見ることができるので時間のある方はそちらをご覧いただきたい。

未来の福島こども基金私自身のFBにもときどき現地から情報を送ったりしたが、とにかく毎日子どもたちの泣き声(母子保養の場合)と喧騒に包まれて、きちんと情報を送ることができなかった。

ここに紹介した写真は春休みの子どもたちの保養次、インフルエンザにかかった子と日夜共に過ごしたことがあり、もっとも記憶に残っている子ども。
すっかり元気になって後半のプログラムには参加できた。下は那覇空港での乗り換えのとき。


また、26次では、球美の里周辺の植物を撮ったので紹介したい。
5月は山百合が終わりにちかづき、月桃の花が盛りだった。
最後の写真は久米島の赤土で泥染めをしたときのもの。球美の里のTシャツを染めたのだが、使っていたエプロンと手ぬぐいも染めてみた。



2014年3月22日土曜日

チェルノブイリと福島写真・絵画展@富士見市

来週から始まる準地元のイベント紹介。

広河隆一写真展・チェルノブイリ&福島の子どもの絵画展
 
【チェルノブイリ28周年イベント】
★広河隆一写真展「チェルノブイリと福島」★
★子どもたちの絵画展★
2014年3月24日(月)~30日(日)
埼玉県富士見市立 鶴瀬西交流センター ロビー
最寄り駅 東武東上線鶴瀬駅西口徒歩7分 入場無料
※開館時間(午前9時~午後10時 初日12時~)
東武東上線鶴瀬駅西口から徒歩7分(駅を背にまっすぐ歩く)
主催:ふじみーる/チェルノブイリと福島 写真・絵画展 実行委員会
(問)090-3438-1724 小林 
(参考)広河隆一写真展事務局
後援:リサイクルグループ カリーナ

 
 
 

 関連イベント ダニーさんの講演会
 
 
ダニーさんは知る人ぞ知る秩父、いや埼玉においても
有名な人。
原発とめよう秩父人のリーダー。

一度、三好町で開かれた講演会に参加したことがあるが、
おもしろくてためになる話だった。


【期間中の関連イベント】
★ダニー・ネフセタイさん講演会★ 
原発危機と平和〜ホロコーストから原発まで

日時 2014年3月29日(土曜日)14:00〜16:00(受付13:30〜)
終了後ダニーさんを囲んでフリートークを予定しています
会場 鶴瀬西交流センター2階講座室
参加費無料
 
主催 ふじみーる・ダニーさんとこれからの社会を私たちの手で
後援 みんなの測定所・ふじみーる http://fujimi-ru.greenwebs.net/
申し込み http://kokucheese.com/event/index/144126/
問い合せ fujimiiru@gmail.com/080-1307-1139石田/049-259-8147山本

2014年3月17日月曜日

マスコミと文化人の責任

選挙が終わった直後(2月10日)に、全国の脱原発・反原発をたたかって
いる人たちが入っているメーリングリストに投稿したものがなぜか流れなかったので
2月13日に内容を少し変えて流したもの。

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 ◇マスコミと文化人の責任◇

立候補者の訴えを生で聴ける人は全体からみたらわずかです。
テレビに出演したら多くの人に考えを知ってもらうことができたので すが、
ご存じのように、ことごとくその機会がなくなりました。
報道ステーションの出演の翌朝、あるテレビ局の ワイドショーの
出演が決まっていたそうですが、他の候補者の出演辞退によって、
それも流れたということです。 たとえ、一人でも意思のある人が残ったのなら
なぜ辞退したかを 明らかにし、一人の人に語らせるべきでした。
 
公共の電波を使っているテレビ局、ましてや在京のテレビ局は 都民に選挙のことを
知らせる、候補者のことを知らせる、 そういう責務があったのではないでしょうか。
投票日の夕方、宇都宮さんの事務所に詰め掛けた報道陣の数は ハンパでは
ありませんでした。 やはり選挙中は報道しないような規制がかけられて いたのか?
と思わざるを得ませんでした。
 
今の都知事選ではどれだけテレビに出ているか、顔が 知られているかが
票につながる仕組みになっています。
だからこそ、元首相2人の超有名人コンビを持ちあげたのだと思います。
 
投票当日、若い友人に電話をしてみました。
子育て中の彼女は脱原発候補2人の政策を見比べ、街頭にも 出かけて じっくり聞いたそうです。
 
最初から大体決めていたけど、やっぱり、思ったとおりだった、と。
でも選挙も終わりに近づくころ、脱原発候補の統一を望む文化人の 再度の声明を知り、
悩みに悩んだと言っていました。
 
そうそうたる人々が名を連ねている。
尊敬する大長老のジャーナリストたちも含まれている。
日本の民主主義のイロハを語る人たちです。
まさか? この期に及んで非民主主義に思える申し入れをするとは?
自分の考えに過ちはないのか? 始めから辿ってみたそうです。
結果的には自分の考えに過ちはない、と確信したと言ってました。
 
  ☆^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^☆ ☆^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^☆
 
全国のMLには当の文化人も何人か入っているので、最初投稿をちゅうちょした。 
 
2つのMLの管理人はそれぞれ知り合いだったから、差しさわりがあるといけないから
投稿するかどうか迷っていると言ったら、管理人はかまわない、投稿してほしいと。
それで、思い切って投稿してみた。

当事者でない方からの反論1つ。それだけ。

また、下記の「お約束」にも誰からも反論はなかった。

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高木 章次です。

都知事選の結果がどうであろうが、

今後ともいろいろな選挙があります。

候補者の一本化の話がでることがあるかもしれません。

それで候補者の一本化についてのマニュアル(お約束)のようなものがあれば良いのになと思いちょっと考えてみました。
すでにあるのかもしれませんが。
 
1、政策の合意を得て候補者が一人になること。

2、政策が決まっていないのに政策の合意についての話し合いはできないこと。

3、「あなたが立候補辞退(または選挙活動の実質的中止)をすれば私の支援する人が
当選できるかもしれないので辞退を求める」、という行為は行わないこと。
 
以上 2014.2.9  午後4時40分
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 

2014年2月28日金曜日

あの日から3年~福島原発 被害者証言集会

あす3月1日13時30分、豊島公会堂にて、
 福島原発事故から3年 拡大する被害ー3.1被害者証言集会が開かれます。
 無料です。
 
福島の叫びを聞いてください。 
強制避難や自主避難の被害者、一次産業従事者や被曝労働者など10人の被害者による証言が行われます。

(日時)3月1日(土)東京都 豊島公会堂(JR池袋駅東口から徒歩5分)
    13:30~16:00(開場13:00)
* 参加費無料(カンパ歓迎!)
*ゲスト:広瀬隆さん(作家) 李政美さん(歌手)

主催:福島原発告訴団
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2014年2月23日日曜日

続報・緊迫したウクライナ情勢~当面の危機は回避か

ウクライナ情報、Hさんからの続報です。
やや、一安心。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
その後ウクライナの情勢は、大きな動きが続き、幸いにしてとりあえず当面の危機は回避されたようです。(もっとも、あくまで当面ですが。)
起きてしまったことがあまりに凄惨で悲劇的過ぎたため、逆に国が反政府、反大統領で大きくまとまってしまった印象です。
治安部隊も、命令するだけの幹部や特殊部隊の実行部隊を除けば、殆どが地方から動員された何も分からないような警官や兵役でたまたま動員されてしまったような若者が中心で、起きてしまったことの重大さに放心状態のように見受けられます。
議会が作戦の実行を禁止する決議をすると、むしろ待っていたように、急ぎ撤退してしまいました。
これまで中立的だった人や大統領派だった人々も反旗を翻しており、もはや大統領も政権も死に体です。(汚らわしくて相手にしてられない、という感じでしょうか。)
大統領は辞任に至っていませんが、むしろ辞めさせないで後ろ指を指され続ける方がよいのかもしれません…
さすがに状況が酷過ぎてロシア側も対応に苦慮しているようです。
なお、在日ウクライナ大使館でも週明け24・25日10:00 – 16:00に記帳を受け付けるようです。
お時間があり、哀悼の意を残したい方はどうぞ。
http://japan.mfa.gov.ua/en (告知はウクライナ語と英語のみ。大使館の場所などは、日本語あり。)

現地の報道から、いくつかまとめておきます。
写真で見る20/21日の出来事 (遺体や負傷者の写真が多数ありますので、ご注意願います。)
Korrespondent誌
http://korrespondent.net/ukraine/politics/3309504-krovavye-dny-ukrayny-fotokhronyka-maidana-20-21-fevralia
Radio Svoboda (RFE/RL Ukrainian) 20日
http://www.radiosvoboda.org/media/photogallery/25271080.html
年明けからの写真日記(一番下が1月 1日で、上に行くほど最近)
http://www.radiosvoboda.org/media/photogallery/25224680.html
TV1+1 (NEWS TSN) 21日
http://ru.tsn.ua/foto/siloviki-i-antimaydanovcy-naspeh-vyezzhali-iz-kieva-350629.html
UNIAN通信
判明した双方の亡くなった人々のリスト(生前の写真。「テロリスト」だの「過激派」だのと呼ぶには無理がありそうな人が大半です…警官も若い人です…)
http://www.unian.net/society/887987-obnovlennyiy-spisok-pogibshih-vo-vremya-krovavyih-sobyitiy-v-kieve.html
現地テレビニュース (ほぼビデオ、写真付き)
東部の主要都市ハリコフでも反政府デモ
http://ru.tsn.ua/ukrayina/harkov-podnyalsya-lyudi-vyshli-na-ulicy-i-skandiruyut-zeka-get-350619.html 
大統領府、政府庁舎、最高会議、警察本部は、抗議活動側自警団の警護下
http://ru.tsn.ua/politika/samooborona-maydana-vzyala-pod-ohranu-vr-kabmin-ap-i-glavk-milicii-350622.html
治安部隊、反抗議活動派、キエフから撤退
http://ru.tsn.ua/foto/siloviki-i-antimaydanovcy-naspeh-vyezzhali-iz-kieva-350629.html
(以上TV1+1 / NEWS TSN 21-22日)
動員された警官、兵役期間兵の家族たち、家族をキエフから家に帰すよう要求
http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/21/960376.html
http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/21/960453.html
ウクライナ全国で記録的な数のボランティアたちが抗議活動参加者たちを支援
http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/21/960330.html
キエフの病院、衝突の際の負傷者で満員状態
http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/21/960435.html
全国の抗議活動派の人々、キエフへ医薬品を送る
http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/21/960452.html

学生グループ、教育省を包囲 次官の辞任と混乱期間の休校措置を求める
http://podrobno sti.ua/podrobnosti/2014/02/21/960469.html
地方で行政府の包囲、抗議活動相次ぐ
http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/21/960469.html
キエフ市民、自発的に相互援助組織、自警団を組織 過激派取り締まり、治安維持に努める
http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/21/960471.html
チャーター便、自家用機でキエフから離れる動き活発に
http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/21/960481.html
前日までの売り切れ状態から一転、食料品、ガソリン、通常通り販売 市民生活正常化へ(市民の不満・パニックを狙って当局により出荷が制限されていたか)
http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/21/960454.html
キエフ市内幹線道路の通行規制解除、公共交通正常化(地下鉄の一部駅は、乗換のみの利用)市民生活正常化へ
http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/21/960470.html
キエフからリヴネヘ帰還した特殊部隊員たち、抗議集会で釈明会見
http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/21/960475.html
衝突により死者、80名を確認、うち治安部隊員は16名
http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/21/960445.html
最高会議、治安機関が抗議活動に武力行使することを禁止する決議
http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/21/960328.html

最高会議、 ティモシェンコ元首相の解放、憲法改正準備など一連の需要な決定を可決
http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/21/960426.html

大統領、野党代表、ヨーロッパの仲介役及びロシア代表の立会いの下、危機克服のための合意に署名
http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/21/960429.html
(以上、TV Inter / NEWS Podrobnosti 21日)

2014年2月21日金曜日

緊迫したウクライナ情勢

さすがに、日本のメディアでも報道するようになったが、ウクライナ情勢が悪化の一途をたどっている。ウクライナ情勢に詳しいボランティアの方が、詳細な情報を送ってくれた。
またこの記事を見たほかの方からも写真の紹介があった。
以下長いが紹介したい。
 
■下の記事・分析と、直接的な関連はありませんが、
フランスのRIVA Pressの写真です。 
 
 
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■すでに日本のマスコミでも報じられていますように、ウクライナの情勢が極めて危険な状況を迎えています。


 現状では、どのような形であれ、このまま平穏に事態が沈静化するシナリオはあまり考えられず、すでにデモや騒乱のレベルではなくて、内戦の瀬戸際、もしくは始まりだと個人的には認識しています。

 
 可能性は低いと思いますが、今後考えられる最悪の事態は、ロシア系・ロシア語系市民の保護を名目にロシアが軍事介入することで、この場合、東西間の本格的な戦争に発展する可能性が否定できなくなりますし、さらにその場合、中国を巻き込んで、ただでさえ不安定な状況にある東アジアに飛び火する可能性も高まります。(あるいは領土問題などをめぐってロシアが日本にも極めて強硬な態度を取らざるえなくなり、結果として耐性が低くなっている日本の世論をさらに刺激して緊迫が一気に高まる局面も考えられます。)
 

  実際、同じような状況でロシアはグルジアと戦争を行い、親ロシア的だったアプハジアや南オセチアを「独立」させて、事実上のロシアの「保護領」化しています。(これもオリンピックの時でした)ロシアの政権内部では、ウクライナの西部をウクライナから切り離してヨーロッパ側に渡す、あるいはクリミアや東部、南部などのロシア語系の地域を切り離してロシアの保護領化するなどのシナリオが検討されているといいます。ロシアは、連日西側の政治家たちがウクライナ入りするなどして内政干渉しているとして非難していますが、一方でロシアは大統領以下の政治家、官僚をロシアに呼んでロシアで会談を行っていますし、ロシアの密使がウクライナ入りして協議しています。あるいは両国の大統領は頻繁に電話会談しているようですが、それらの内容は殆ど明らかにされていません。また、ロシアのマスコミを使って様々な情報戦を仕掛けています。(ロシアの新聞はウクライナでは地元紙と並んで売られていますし、テレビ・ラジオも入ります。ネットは言うに及ばずです。当然言葉が共通ですから、ロシアで伝えられたことは、そのまま同時にウクライナにも流入します。)今のところ、状況はロシアのペースで進んでおり、欧米の対応は後手後手に回っているという印象が拭えません。
 
 
  日本ではあまり知られていないのですが、ウクライナの西の旧ソ連の共和国であるモルドバには、ソ連崩壊時にモルドバの独立を認めず、ソ連(ロシア)側にとどまることを決めた「ドニエストル沿岸共和国」というのがあって、どの国も承認せず、殆どの地図にも載っていませんが、事実上の「独立国」となっている地域もあります。この地域は東と西の狭間にあって複雑で、非常に不安定な状態にあって、全体から見たら些細なことが、大規模な戦争の始まりとなりかねない不安定さを常にかかえています。


 
  ともかくも、日本からは距離的には離れた出来事ですが、実は「隣の隣の国」で起きていることでもあって、日本の人々ももっと緊張感をもって、この事態を注視すべきだと思います。ウクライナだけでなく、ヨーロッパ全体にとっても恐らく第2次大戦後最大級の平和の危機が迫っている言って間違いないでしょう。
 

  このような状況で最も困難な状況に置かれるのは、当然社会的弱者で、チェルノブイリの被災者も例外ではありません。


  本格的な戦乱となった場合に、例えば、彼らに不可欠な薬はどうするのか、安否確認をどうするのか、どの段階で安全な地域に避難させるべきなのかなど考えることは山のようにあります。
 

  ともかくも、どのような形であれ、可能な限りの最も平和的な形で事態が収拾できるよう願わずにはいられません。

 
  現地報道から(リンク先は中継動画、写真、ビデオが中心のものですが、一部に遺体や重傷者の映像も含まれています。)

 
 ・ヤヌコヴィチ大統領国民向けテレビ演説。野党側の動きを非難。実力行使で抵抗を排除する考えを示す。20日は、犠牲者に対する服喪の日。http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/19/959779.html
 

 ・首相代行、野党側の行動をクーデターの試みとして非難。http://japanese.ruvr.ru/2014_02_19/128908759/

 
 ・大統領と野党指導者との協議が行われ、「停戦」で合意するも、実現は不透明。

 
 ・現在までのところ死者は双方合わせて少なくとも26名で、それぞれ数百人の負傷者。http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/19/959779.html

 
 ・取材中のウクライナの新聞記者も死亡。

 
 ・広場に面した「労働組合会館」全焼、中央郵便局などデモ隊により占拠される。http://www.unian.net/politics/886839-dom-profsoyuzov-vyigorel-dotla.html#ad-image-0

 
 ・キエフ市内の地下鉄は、安全確保を名目に、デモ隊の終結を防ぐため全面運休し、当局は、自家用車などでの移動も避けるよう市民に要請。

 
 ・キエフ市内に入る主要道路は警察により交通が制限されており、砂を積んだタンプカーによるバリケードを設置。一方、デモ隊も特殊部隊などの市内流入を防ぐためのバリケードを幹線道路に設置。

 
 http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/19/959783.html

 http://korrespondent.net/ukraine/events/3308035-v-sety-poiavylos-vydeo-na-kotorom-hayshnyk-uhrozhaet-vodytelui-avtomatom (銃でドライバーを威嚇する交通警察 写真・動画)

 
・鉄道は、キエフ発着列車の一部大幅な遅れ。

 
・キエフ近郊のボリスピリ国際空港は、今のところ発着便に変更はない模様。

 
 ・政府当局は、抵抗を続ける反政府勢力を「テロリスト」として、反テロ作戦により徹底的に取り締まる方針。野党側も政府の対応を「テロ」と呼び、非難。http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/19/959990.html (保安局長官演説)

 
 ・政府は、国防軍を投入する方針。すでに部隊が向かっているとの情報。
 

 ・デモを組織する野党側も割れており、民族主義色の強い右派勢力・極右が徹底抗戦の方針。(このため国民の多くが、政権側の行動を支持しない一方、野党側の行動についても支持していない。先ごろの世論調査では、ヤヌコヴィチ大統領への支持率は2割程度で、大統領選第1回投票では首位に立てるが、2位との決選投票になった場合、いずれの有力野党候補との争いにも敗れるとの結果。地元を中心に一定の根強い支持があるが、全国レベルでは強い拒否感があることが明らかになっている。)
 

 ・収監中のティモシェンコ元首相、ヤヌコヴィチ大統領はハーグの国際戦犯法廷で訴追されるべきだと声明。野党勢力は政権と妥協しないよう求める。

 
 ・国内各地で地方行政府、警察、裁判所などへの襲撃、占拠相次ぐ。http://rus.newsru.ua/ukraine/19feb2014/ypravlenie.html

 
 http://korrespondent.net/ukraine/politics/3307971-vydeo-shturma-protestuuischymy-volynskoi-oha

 http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/19/959946.html

 http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/19/959977.html

 http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/19/959984.html

 
 ・国内各地で与野党の本部、事務所への襲撃、放火相次ぐ。http://korrespondent.net/ukraine/politics/3308089-po-ofysam-partyi-prokatylas-volna-pohromov

 http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/19/960018.html

 http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/19/959985.html
 
 ・与党からの離党議員相次ぐ。

 ・米国務省、ウクライナ治安機関との電話回線が通じなくなったことを明らかに。米国、ウクライナ政府高官へのビザ発給停止などの制裁措置。このような制裁は何の意味もないとの批判も。
 
・ロシア政府、過激派勢力を支援しているとして、西側諸国の対応を非難。http://japanese.ruvr.ru/2014_02_20/128911291/

 
 http://japanese.ruvr.ru/2014_02_19/128901648/

 http://japanese.ruvr.ru/2014_02_19/128887619/

 ・東部地域の議会・行政府、キエフで起きていることはテロだとして、政権の対応を支持。秩序回復を求める。http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/19/960008.html

 ・ウクライナのオリンピック代表団、死者への哀悼の意を示すため喪章をつけることを認めるよう求めるも、IOCは却下。http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/19/960023.html

・キエフの医療機関で、衝突による負傷者への献血希望者相次ぐ http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/19/959861.html 

・日本のマスコミ、ウクライナ経済にデフォルトの危機と報じる http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/19/960031.html

・ウクライナ情勢、ロシアでも高い関心。ロシア政府高官、ウクライナの出来事をクーデターの試みと非難する一方、ロシア市民はウクライナ大使館前で蝋燭や花を手向け、犠牲者への哀悼の意を示す。
http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/19/960030.html

 
 UNIAN通信

 http://www.unian.net/politics/885568-krovavoe-protivostoyanie-na-maydane-nezalejnosti-video-i-tekstovaya-onlayn-translyatsiya.html#ad-image-0 (時系列写真・中継動画、ビデオ)
 

 radiosvoboda.ua (RFE/RL Ukrainian) (中継動画)

 http://www.radiosvoboda.org/

 http://www.radiosvoboda.org/media/photogallery/25270037.html (18/19日 写真)

 http://www.radiosvoboda.org/media/photogallery/25268314.html (18日写真)


 Korrespondent (週刊誌)

 http://korrespondent.net/ukraine/politics/3273412-maidan-onlain-kyev-vstrechaet-utro-kostramy-y-kanonadamy-pravyi-sektor-pryzyvaet-dodavlyvat (時系列写真、中継動画、ビデオ)


  

 TV 1+1 (NEWS TSN)

 http://ru.tsn.ua/foto/centr-kieva-v-ogne-i-dymu-protestuyuschie-i-siloviki-soshlis-v-zhestkom-boyu-349655.html (写真)
 

 TV Inter (NEWS Podrobnosti)

 http://podrobnosti.ua/podrobnosti/2014/02/19/959779.html (18/19日の動き 動画)

  
 <蛇足>

 ウクライナの昨年の大みそかの番組から

 ウクライナで大人気の長寿お笑い番組です。

  最初から最後まで政治・社会風刺で、政権側、野党側どちらも笑いの対象です。(ロシアやベラルーシ、欧米諸国も。)

 これが、ウクライナの人々のごく一般的な見方を示していると思います。

  ロシアの人気歌手やコメディアンもゲストで毎回何人も登場しますが、ロシアでは見られない発言が沢山あります。

  かつてエリツィン時代のロシアにもこんな「自由」がありましたが、プーチン時代になって、「市民の声」によって、こうした政治風刺はどんどん消えてしまい、再び地下に潜ってしまいました

 観客の反応を見れば、本当に喜んでいるのが分かります。

  翻って日本のテレビには、これほど沢山「お笑い番組」があっても、政治風刺、社会風刺が皆無に等しいのは何なのだろうか?とも思います。

  あるいは、日本のゴールデンタイムにこうした番組を流して、人気を博すのだろうか、この会場の人たちのように大笑いできるのか、「外国人」が自分の国を風刺して日本人は笑うのか?など色々考えてしまいます。
 
 http://www.youtube.com/watch?v=om5O5M-c9Tc

 分かりやすい所から

 冒頭 大統領と治安部隊の風刺

  275秒から、「プーチン大統領は、最近の動向に関わらずウクライナに対してロシアは友好的な対応を続けると表明しました」猫のビデオ
 
「でしょうねえ」「とっても友好的ですね。」

  29分過ぎ ロシアの人気司会者・コメディアン・歌手マクシム・ガールキン出演(有名な歌手のアーラ・プガチョワの夫)プーチンのまねで、ヤヌコヴィチ大統領との電話ネタ。

  37分過ぎ 同じくソ連・ロシアの歴代指導者の真似で風刺、ロシア、ウクライナ、ベラルーシの大統領、有名政治家の真似で風刺

 1時間54分過ぎ ソチオリンピックとウクライナの風刺

 2時間2分過ぎ デモに参加する野党議員の風刺

  2時間15分過ぎ 大統領とウクライナ内外の政治家の風刺 (2時間23分過ぎ「プーチン」右(東)側から登場、席を譲って座る、爆笑

 
  2時間27分過ぎ ソ連時代の有名な子供向けの歌の替え歌で風刺 プガチョワと人気を二分したソ連時代からの人気歌手ソフィア・ロタルと共に出演者合唱 29分過ぎ、大統領の言葉を茶化して全員で笑う)

 
 番外編

 
 最近のウクライナの人気歌手オーリャ・ポリャコワのヒット曲から
 

 http://www.youtube.com/watch?v=T1TKf2r2pWU
 
 http://www.youtube.com/watch?v=BfjHhGLA1WE

 http://www.youtube.com/watch?v=Xnnpi2VI89c

 全編ソ連・ロシアや欧米の強烈なパロディーで出来ています。

  ポリャコワは「際物」の歌手ではなくて、音楽の英才教育を受けて、チャイコフスキー音楽院まで出たプロの歌手で、2児の母です。

  また、駐キューバ・ソ連大使を務めたエリート外交官の娘で、西ウクライナの出身ですが、とても正しい標準ロシア語を話しています。
 
 きちんとした真面目な歌もレパートリーとして歌っています。

 http://www.youtube.com/watch?v=CMiybiiWbf0  (ウクライナの孤児問題を啓発する歌)

  ウクライナの「抵抗」はデモだけでなく、あらゆる面で全開状態で、恐らく、こうした直接的でない文化的な面での動きの方が、ロシアにとってはかなり目障りだろうと思います。

  ロシアのものもウクライナにダイレクトに入りますが、ウクライナのものもロシアにダイレクトに入ってしまいますので。


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4月にはチェルノブイリ子ども基金と未来の福島こども基金で、ウクライナから甲状腺手術を子どものとき行っている母親を呼んで、東京と三重で話を聞くことになっている。
http://homepage2.nifty.com/chernobyl_children/saishin.html

そのころまでに政局は安定するのだろうか?
また、将来日本もウクライナのような事態を迎えないのだろうか?

「心配ない」と言えないところが限りなく不安・・・・・