7月1日のブログの出だしが、
すごかったね。
だった・・・
今日の出だしも「すごかったね」がふさわしい。
主催者発表17万人、警察（？）関係者発表7万人。
東電株主代表訴訟のメンバーとして今回手伝いスタッフの
一人になった。
午前10時、いざ各自の持ち場へ。
私たちは3人で、原宿から代々木公園に向かう
最初の歩道橋入口で誘導係。
今日は当局の要請でプロのガードマンを3人雇っているという。
その一人がメガホンを持って
「脱原発集会に行く人は歩道橋を渡らずそのまま右手の歩道を
進んでください」
「ディズニー ホリディ オン アイスに行く人は歩道橋を渡ってください」
と呼びかけているそばに立って、うっかり間違わないようにさらに誘導
する係だ。
私たちが雇ったガードマンなのにディズニーの宣伝までしていいのか？
と思ったが混乱を避けるためには仕方ない。
ガードマンは最初は原爆集会、原発集会などと言っていたが
きちんと教えた人がいたらしく、途中から
「反原発集会」に行く人は、と正しく叫んでいた。
最初のほうこそ、知り合いはいないかと一人ひとりの顔を
のぞきこむ暇があらばこそ。
次から次へ人の切れることがない。
そのうち、いろいろ聞かれたり、答えたり、忙しくなって
知り合いを探すどころではない。
一般の通行人もいるので、片側の道も通れるぐらいあけてもらわないと
いけない。
パレードの出発間近になったら、それだけに参加する人もいて
一段と人の波が多くなってきた。
今回パレードのコースは３つにわかれていた。
それぞれ13時30分に出発だった。
原宿コースが市民の人たち対象のコース。
（ほか２つは労組とか・・・？）
わがチェルノブイリ子ども基金も先頭集団にいるはずだが
見失ってしまった。
しかし、なんかヘン。
パレードの波が続かない。後方にはたくさんの人が見えるのに。
後で知ったが、最初800人ずつを1グループとして歩かせることを
当局と決めていたが、250人ぐらいで切られたという。
そのおかげで自分のグループと迷子になった人も多かった。
また、2車線OKと約束していたのに1車線にしたり、
歩行者天国を10時から12時に変更したり。
大江さんの演説をあとでテレビで見たが
「市民は侮辱されている」というくだりがあった。
その通り。全く侮辱されいるとしか考えられない仕打ち。
東京マラソンのときは平気で交通を止めておいて
反原発パレードではそうさせないなんて、片手落ちというものだ。
分断されたせいでパレードは延々と続いた。
炎天下、まちくたびれて帰った人も多い。
街ゆく人々に大したデモでないとみせかけたかったのだろう。
しかし、報道ステーションも、ニュース23も、代々木公園に集まった
たくさんの人たちを写していた。
到着した人びとに、街ゆく人々に配ったそうだ。
第一ステージ、第二ステージ、車でのステージ(2台）
4か所とも魅力的なプログラムが組まれていたが
それを聴けなかったのは残念だった。
