2008年4月22日火曜日

イベント前日

メインのイベントは24日の上映会と講演会だが、明日から2日間にわたって広河さんの写真展を開く。会場は24日と同じ文京シビック1階の展示場。会館そのものは文句なく地の利がよい。設備も新しく十分に整っている。ただし、展示ギャラリーが今ひとつ目立たない。

会館の1階のレストランが営業していればまだ賑わいがあるのだが、あいにく5月までは改築工事中でがらんとしている。少しでも目立つように、通路に面したガラスに貼るポスターなどあれこれ相談。いつも看板描きを引き受けてくれるTさんと連絡がとれない。なんでも新潟の反原発の団体に呼ばれてあちらで何か描いているらしい。Tさんはいつも当日始まる直前にその場で完成、ということが多い。それに習って明日、現場で工夫しようということになった。

写真展会場に花瓶は必要ですか? と会館側。貸し出しリストに入っている。花もいいが予算がない。その代わり、事務局にはウクライナやベラルーシからもらった民芸品などがある。子どもたちがつくった手作りの作品もある。それらを飾ることに。

写真展会場では日に3回、ボランティアの方による「語り」が行なわれる。1回の時間が12分。 ベラルーシの作家スベトラーナ・アレクシェービッチ著 『チェルノブイリの祈り』から「消防士の妻の話」  22日(火)第1回 11:40~  第2回 12:40~  第3回 15:00~   23日(水)第1回 12:40~  第2回 未定    第3回 17:30~   ステージでスポットライトを浴びて、「語る」のも いいけど、その物語にふさわしい場での「語り」はもっと自然でいいと思う、と本人の弁。一度聞いたことがあるが写真の前ではなかった。ふさわしい場所での「語り」、聞くのが楽しみ。

メインのイベントだけでなく、いろいろ企画・実行するのは大変だが、結果的にいろいろあったほうが宣伝もしやすい。あれやこれや抜けていることがないか、気になるが、結局抜けたり忘れたりするのもいつものこと。あけるしかない。たくさんの人が来てくれることを。