2008年4月17日木曜日

認知症の母は今グループホームに

4月の救援キャンペーンにあわせるように、母は近所のグループホームに入所できた。近いのでいつでも気軽に行けるというのが利点で決めた。

最初は毎日通っていたが、慣れるまでは顔を見せないほうがいいかもしれない、と施設長に進言されて行くのを控えている。でも心配なので娘に行ってもらった。

元気だったよ。お母さんがきたら荷物を運んでもらう、と言ってたよ。
どこへ?
大阪の息子(私の弟)のところに行って、ちゃんと働けるようにごはんをしてあげなくては。十条に行くとも言っていた。
錯綜しているね。


備え付けの立派なロッカーとタンスが置いてあるが、今その中はからっぽだ。

私が前に行ったときも、十条(?)に行って親戚と住む。ごはんしに行かなくては。早く荷物を運んでと言っていた。


長年住んでいた上越に帰る、とは言わない。妹夫婦が破産して、病気になり、そこには帰れないというのは何となくわかっているらしい。

我が家に約半年いた。私以上に夫がよく面倒を見てくれた。定年になり私より時間があるから。
優しいけれど無職の家にはいられない、というのが母の言い分だった。

上越にいたときから、どこかに行かなくてはならない、と荷物をまとめていた。そのときの風呂敷包みも我が家に置いたままである。片付けると怒るのでそのままにしていた。

母にとって安住の地はない。グループホームが自分の家、と思うときがくるだろうか?
ちなみにホームの名前は「みんなの家」という。

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