いい映画だとは聞いていた。
在日朝鮮人「慰安婦」宋神道のたたかい
『オレの心は負けてない』
今日は朝早かったし
絶対に眠るのではないか、と
確信に近いものがあったが
チェルノブイリ救援4月イベントのチラシを配りたい、という
思いもあり、雨の中参加した。
同じ県内でも、うらわ方面は交通が不便。
都内にでるほどの時間がかかる。
でも、行った甲斐があった。
まったく眠らなかった。
なぜか?
宋神道さんの魅力に圧倒されたのだ。
タイトル通りの人だった。
かつて私の住んでいいた田舎でも自分のことは
女も子どももオレと言っていた。
「私」と言うようになって久しいのだが、
この映画のタイトルを見たとき、
すごく懐かしい気持ちがしていた。
だから親近感は抱いていた。
それ以上はロクに映画の内容について知らなかった。
主催者の一人が、何度見てもいい映画だ、と言っていた。
映画の中に登場してくるジャーナリストの川田文子さんの
お話もあったのだが遅くなるので冒頭だけ聞いて失礼した。
冒頭、川田さんは何度見ても涙がでる、と。
2人の娘さんの「子育てと、裁判と、大変な日々が思い返されて
だから涙がでるのかな? と映画を見ていて感じた」と言われていた。
裁判を始めたとき、下の娘さんはまだ保育園だったそう。
初めて映画を見る私はもちろん、何度も涙があふれた。
でも、思わず声がでるほど笑う場面も何度もあった。
深刻な話なのに、ユーモアたっぷりの宋神道さん。
けなげに、たくましく、生きてきた宋神道さん。
人間不信の塊のようでもあった宋神道さん。
映画の最後の場面で「支える会」の人たちと
出会って、私は今が幸せだと愛犬と散歩している姿が
印象的だった。
どんなにいい映画か、どんなに宋神道さんが素晴らしい人か、
とにかく映画をたくさんの人たちに見てもらいたい。
特に政治家はすべて見るべし。
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