2008年12月8日月曜日

「東電と共に脱原発をめざす会」の窓口を担っていた友

待ちに待ったバザーの日。

さぁ、外にでて、公園の周りなどにチラシを貼ってこよう、と思って
起き出したところに、電話が。

ガンで闘病中だった友人が亡くなったという。

10日ほど前に見舞いに行ったが、バザーが終わった月曜日に
また見舞いに行こうと、計画していた。

間に合わなかった。残念無念・・・

7年前に大腸がんの手術をして順調に経過していた時期もあった。

でも今年の春ごろから、あちこちに転移して悪化の一途をたどっていた。

きつい副作用も覚悟の上で、医師の言う通り抗がん剤治療を続けていたのだが。

妹のように治療を全面的に受け入れらない経済的事情もなく、
恵まれていた環境にいたと思うが、世の中はままならないものだ。

最後の1週間は薬のせいだろうか、ほとんど眠っているときが多かったようだ。

東京電力と市民グループとの交渉窓口として、私たち市民側はもとより
東電側からも 全幅の信頼を寄せられていた。

こんなに東電との付き合いが長くなるとは、始めたときは夢にも思わなかった、
早くこんなこととはさよならしたい、と語っていた。

脱原発がもっと早い時期に実現の可能性があるなら、あるいは友の病気も
悪化しなかったかも知れない。

享年58歳。冥福をこころから祈りたい。

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