待ちに待ったバザーの日。
さぁ、外にでて、公園の周りなどにチラシを貼ってこよう、と思って
起き出したところに、電話が。
ガンで闘病中だった友人が亡くなったという。
10日ほど前に見舞いに行ったが、バザーが終わった月曜日に
また見舞いに行こうと、計画していた。
間に合わなかった。残念無念・・・
7年前に大腸がんの手術をして順調に経過していた時期もあった。
でも今年の春ごろから、あちこちに転移して悪化の一途をたどっていた。
きつい副作用も覚悟の上で、医師の言う通り抗がん剤治療を続けていたのだが。
妹のように治療を全面的に受け入れらない経済的事情もなく、
恵まれていた環境にいたと思うが、世の中はままならないものだ。
最後の1週間は薬のせいだろうか、ほとんど眠っているときが多かったようだ。
東京電力と市民グループとの交渉窓口として、私たち市民側はもとより
東電側からも 全幅の信頼を寄せられていた。
こんなに東電との付き合いが長くなるとは、始めたときは夢にも思わなかった、
早くこんなこととはさよならしたい、と語っていた。
脱原発がもっと早い時期に実現の可能性があるなら、あるいは友の病気も
悪化しなかったかも知れない。
享年58歳。冥福をこころから祈りたい。
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