2010年5月7日金曜日

母のいらだち

連休初めの4月29日(木)、姉と孫2人と運転手(姉の息子)が
やってきた。

おきまりの母のホームの近くの公園で孫2人はひとしきり遊んだ後、
母を連れて昼食に。

今回は和風ファミレスへ。

広々とした畳のあるテーブルにつき、くつろいだ。


そのあと、月曜日にまた、ホームに行き、
今日、木曜日にも行ってきた。

私にとっては理想的な訪問回数。

母ではないほかの人に食事介助をボランティアとして行っているが
それも果たせた。

今日は珍しくメガネをかけて雑誌を読んでいた。
職員の方も、何か読む本はない?と聞かれてびっくり。

食事以外はほとんど自室で寝ていることが多いからだ。

何日に1日は眠れない日がくる。

たぶん、昨日寝てないらしく、目が赤い。
そして、精神は高揚して興奮気味。

なんだか機嫌がよく、いきなり今日は2千円でいいか、と
私にお金をくれようとしている。
今日はって、いつももらってないけど・・・とつぶやく。

いらないよ、お金はあるから、と言うと
ほっとしたようにお金をしまう。

私が食事を他の人にあげている間、何でそんなことをしているのか?
という顔でちらちらと見ている。

そのうち、

ここへきてからまったく寝てない、
薬をくれ、という。

じゃ、あとで看護士さんに夜になったら睡眠薬をくださいと
お願いしておこうと言うと、ここのはきかないから
おとうさんからもらってきてくれ、と。
おとうさん?
同居していた妹の連れ合いのことか?

**は何でこないの?と弟の名前を盛んに言う。
早く**来てちょうだい。
お金と薬を持ってきてよ。

姉の名前も出して、同じ要求をしている。

私がもらってくるから、と言ったら
もう帰って来ないんでしょう?
行かないでよ。みんな(私のきょうだいのこと)が来るまで、
ほかの人と雑談をしていて、と。


荷物を作って待っているのに**はまだ来ない。

**は大人だから自分で来られるよ。

あんたが一緒に連れてこないからいけないんだよ。

何であんただけいつもひょこひょことくるの?
どうしてみんなと来ないの?

私が悪者になっている。

29日に姉がきたとき、公園でひ孫の遊ぶのをみていた母に
姉はついに言った。

※※※は死んだんだよ。と妹の名前を言った。

嘘だ、死んでないよ。

嘘じゃない、1月に死んだ、57歳で死ぬなんてかわいそうだね。

そのとき、姉と私がほかの話をして笑った。

何で笑うの。※※※が死んだというのに、と怒った。

しばらくして、また、※※※なんか死んでないよ、と怒ったように言っていた。

今日は、もう、姉たちが来たことも完全に忘れていた。

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