4月25日はチェルノブイリ事故が起きた26日の前日。
その25日午後、私たちは渋谷の繁華街を歩いていた。
原発止めよう!行動の日。
もんじゅに莫大な税金をかけていることなどが
次第に市民にも明らかになりつつある現在・・・
建設と維持管理に今までに約9千億円が投入。
停止中の維持管理費だけで年間約200億円がかかる。
渋谷の街の若者たち、外人たちは関心の目でパレードを
眺めていた。
携帯で写真を撮っている人たちも目立った。
もしかしたらそれぞれのブログなどで取り上げてくれただろうか?
同じ午後、沖縄では、
『米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と、県内移設に
反対し、国外・県外移設を求める県民大会』が開かれていた。
9万人もの人々で会場は埋め尽くされたことはすでにマスコミが
報道している。
たまたま26日の朝、駅売店に並んでいる新聞を見たが
ほとんどの新聞がトップに大きなカラーの写真つきで取り
上げていた。
日経新聞も小さな写真ながら、1面に扱っていた。
池田香代子さんのブログには
沖縄県内自治体の呼びかけが載っていた。
たとえばこんな具合に。
「4・25県民大会に参加しましょう! うるま市では、「4.25
県民大会」うるま市実行委員会(実行委員長 島袋俊夫)を結成
いたしました。市民のみなさまの多数のご参加により、大会を成功
させましょう。なお、当日は送迎バスを準備いたします。」(うるま市)
各自治体のサイトに載っているのを集めてくれたのだが、
いろんな市町村の呼びかけ文を読んでいたらじ~んとしてきた。
沖縄ではこの問題に対して、お上も市民も同じ思いなんだ。
もちろん、基地でうるおっている人たちもいるのだが、
その辺のことも池田さんのブログに触れている。
米兵向けのニュースサイトに沖縄の県民大会の記事と写真が
出ていると友人が教えてくれた。
参加者様子を写したスライドショー、一見の価値あり。
ところで、もうひとつ、紹介したいのが七転び八起き社長のブログ。
<チェルノブイリ24周年救援キャンペーン「チャリティコンサート」ご来場の御礼>
と主催者顔負けのタイトルで書いている。
社長は、今回のチャリティコンサートに出演された一人である。
難しすぎてわからない経済の話もあるが、ここ何回はチェルノブイリ
特集とでもなづけてもいいような感じだった。
「経済人」でもこんな人がいる。
さて、27日のブログには日本のマスコミで報じないことも書かれていた。
「ロシアのプーチン首相がイタリア訪問の帰りにウクライナの首都
キエフに立ち寄り、親ロシア派のヤヌコヴィッチ新大統領に
「ロシアとウクライナの両国の原子力発電事業を統合し、近隣諸
国への電力輸出も展望した事業拡大を一緒にやろう」との提案を持ちかけた。
26日前後、どれぐらいの新聞がチェルノブイリのことに触れただろう?
わずかに、首都圏では毎日新聞が子ども基金主催のイベントをオクサーナさんの
写真入りで24日のイベントのことをとりあげただけ?
松本でベラルーシの医師報告 チェルノブイリの医療実態
もうひとつは、映画監督の鎌仲ひとみさんの講演、25日。
原発事故:実行委、名古屋で写真展 悲惨さ伝え /愛知
チェルノブイリ原発事故:支援を文京で、きょうコンサート /東京
チェルノブイリにまったく触れないどころか、日経では連日原発産業のことをとりあげている。
このことについてはまた書きたい。
1 件のコメント:
いま、愛妻弁当を片手にブログを拝読していますが、「主催者顔負けのタイトルで書いている。」という箇所で、思わずお茶を噴き出してしまいました。
出過ぎた(その通り!)真似をして、スミマセン。
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