2010年4月15日木曜日

古書店めぐり

ちょっと前だが週末神保町の古書店めぐりをした。

なんと優雅な?

チェルノブイリ救援24周年イベントのチラシ配布、ポスター掲示の
お願いのため、ボランティアの人たちとめぐったのだ。
2人1組でこの日は3組でまわることができた。

以前、埼玉で何回か救援のためのコンサートをやったとき、
朝霞、新座、小川町、蕨などという地域で行ったが、
それぞれの地域のメインの商店街をみんなで手分けして回った。

しかし、東京も、それも都心に近いところとなると
どこが中心なのか、あるいはどこでも圏域と言ってもいいような
茫漠としてとらえどころがない。

でも、しかし、やはりホールに比較的近いところを
せめるのがいいようだ。


お茶の水、神保町、水道橋界隈はホールがある文京区に近い。

お茶の水だったら楽器、CDショップなど、水道橋だったら学校などがいい。

神保町は古書店が軒を連ねているので効率的にまわりやすい。
私たち2人組は古書店街を選んだ。

当たるも八卦、当たらぬも八卦、よさそうと思うところがダメだったり
ダメだと思って入ったところがよかったり
なかなかにおもしろい。

古書店主、というのはそれなりにものごとに関心があるのでは
ないだろうか。
見るなりお断り、というところはめったに少ない。

この日、私たちが回ったお店は全部30店。いや、OKしてもらったところだけでこの数だから、
かなり高率だったことになる。
このうち自然食品店、CDショップ、刷毛屋さんなどが6店。
特筆すべきは岩波ホール。
こちらはすでに3月の時点でチラシを置いてもらった。
通常映画館は映画のチラシしか置いてもらえないのだが、
岩波ホールはいつも協力してくれる。
3月に<海の沈黙>という映画があり、見に行ったときにすでに
置いてもらっていた。そのチラシの追加にこの日訪れた。
案の定、チラシは1枚もなくなっていた。

さらに特筆すべきことはいわゆるAVショップと言われるところが
意外に反応がよかったこと。

以前はまわったことがなかったが、今年思い切って入ってみた。

最初に入ったところは1階が本が中心、2階がCD・DVDショップ。
恐る恐る入ったところ、レジにいた若いお兄さんがチラシ
OKだという。
気をよくして、2階の売り場に。こちらはちょっとこわそうなオジさん。

ポスター? いいよ。 
チラシも配っておこうか、と向こうから言ってくれた。

その次のアダルトショップ。本が中心だったが、
こんなところだからね、持っていってくれるかどうかわからないけど、
と言いながら、お店前のラックに雑誌(写真集?)が置いてあったのをどけて
(何段も同じ雑誌だった)、ひとつの段に
ポンと目の前で並べてくれた。
感激!

もうひとつOKしてくれたところ。
そこは3階まであった。
1階のぶっきらぼうのお兄さん、ここは狭いからね、
上で聞いて見てと。
2階、しゃれたいま風の髪型のお兄さん、
う~ん、置くところはないね。
3階、がらがらに空いたスペースがあった。
空いてはいるけど、自分のその権限はないから。
置いていい、と上の指示があるならいいけど。
(この言い訳のパターンはどの業種でも多い)

仕方がないので、ダメでした、とまた1階に戻り、上記の断られた理由を述べたら
ぶっきらぼうのお兄さんは社員だったのか、
じゃ、ここにいいよ、と入口の目立つラックの1段をよけて置いてくれた。

水道橋編はこの次に。

0 件のコメント: