母のことではない。
自分自身のことだ。
今日初めて自分のことで地域の社会保険事務所に行った。
入口で案内されて用紙をもらって年金給付の請求書を書くように言われた。
そこでまず、給付の種類があり、(老齢、障害、遺族の)3項目のどれかに丸をつけるようになっている。
ん? 障害でも遺族でもなければ、老齢しかない。
厚生年金と一口に呼んでいるが、老齢厚生年金なんだ、と当り前のことが、何だかショックだった。
昨年、めでたくもない60歳になった。年金の一部をもらえると言われていたが、何も通知がこない。
自分から言わない限りはもらえないのよ。とご近所さん。
連れはもう年金世代だが、どうだったかな? 忘れたという。
金額が少ないとわかっていたから手続きに積極的になれなかった。
若いころ、一時金というのをもらって厚生年金は一度脱退している。
結婚後、国民年金に入り、また厚生年金のある企業に勤めたのは2年足らず。
その後は、元祖フリーター(?)として、パート、アルバイト、自宅作業の仕事などをしてきた。
その間、連れの配偶者として国民年金に入っていた。
事務所は空いていて、事前に必要なものを調べて用意もしていったこともあり、案外と簡単に済んだ。
手続きが終わったのち、係りの人がどのぐらいもらえるか知っているか?と聞いてきた。
いいえ、少ないだろうとは思うけど、と私。
では、調べてきましょうと奥に行って内訳書を打ち出してきた。
それによると、60~61歳までは25600円。月額ではない、年額だ。
61~65歳までは年額6万円弱。
65歳以上で初めて満額をもらえる。連れの分からの振り替え加算額というのがあって、それも足して年額72万円ほど。
かけた額に比例するのだから文句も言えない。
もらえるだけでもありがたいが、内訳書の下欄には「実際の年金額はこの試算結果と異なることがあります」と書かれている。
そしてまだ我々の年代ではこのぐらいの年齢でもらえるが、70歳にならないともらえなくなる人たちが出てくる。
早く年をとったほうが得?
もらえる年齢はさらにもっとあがる可能性もあり、先行きはまったく不透明だ。
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