2008年11月10日月曜日

母と散歩に

昨日の日曜日は、ご近所さんが近くの直売センターに野菜を買いに行くから一緒にどう?と誘われた。
行く時、母のところにも寄ってくれた。

車だから、ちょっとぐらいの寄り道は簡単だ。

ちょうどお昼時にぶつかり、母も席に座っていた。
席替えがあったらしく、今までは長いテーブルにしてみんな一緒に座っていたのが、ちょうどよく女性2人に男性1人という具合に、3テーブルにわかれていた。

自分のテーブルの前には名前が貼ってあるのだが、一生懸命剥がしている男性がいて、そばの女性が貼り直してあげたりしていた。

母は、私に「腰かけたら」と珍しく口をきいた。最近はほとんどしゃべらない。
しかし、すぐに食事が運ばれてきたので、また来るからね、と早々にして出てきた。


今日は午前中時間があったため、昨日の分もと、10時の時間に合わせて自転車で出かけた。
みんなテーブルについてお茶を飲んでいるのに、母だけ自室できのう持っていったお煎餅を食べていた。

みんなのところに行こうか、と促したが、
「白い靴を履いた男の人が何人も次から次に来るから行かない」

男性は3人だけなのだが。
どうやら席替えになり、自分の周りは女性だけだったのが目の前に大きな体格の男性が1人見えるようになったため、怖いと感じているらしい。
目の前の男性はいたっておだやかな人だ。
いつも紙と鉛筆を持って字を書いている。ときに歌も出る。

母は田舎でディサービスに行っているときも、男の人がいるから行かない、とか、よく言っていた。
夫(つまり私の父)から暴力を受けていたころのことを思い出すのだろうか?

私の妹夫婦と暮らしていたが、妹の連れ合いのことをひどく嫌っていた。
それも男だったからかも知れない。

ま、そんなわけで部屋で煎餅を食べ、持って行ったリンゴを食べてやや落ち着いたところで散歩に連れ出してみた。

以前なら嫌だ、というところだが、今はおとなしい。
施設の周りを1周してベンチに腰かけて一休み。
そのあと、テーブルのところに連れていったら、おとなしく今度は座った。

目の前の男性は相変わらず、文字を書いていたが、あまり気にしていなかった。

お昼だから帰るね、と言うと、「食べていけばいいのに」と。

きょうは3つほどしごくまっとうにしゃべった。

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