2008年10月8日水曜日

池袋「新文芸坐」

噂には聞いていた。池袋は近いし。
でも、入ったことはなかった。

この間、初めて入ってみた。

きれいな映画館だった。ロビーも広い。同じ名画座でも飯田橋のギンレイとは雰囲気がずいぶん違う。
どちらも2本立てというのは同じ。

客層は全然違う。

ギンレイは平均した客層、どちらかと言うと若い人、女性がやや多いか?

たまたま7,8年前に飯田橋に市民運動の共同事務所を借りることになって、ギンレイとのつきあいが始まった。ギンレイシネマ券(1年単位)、それも団体券というのを購入し、10人ぐらいで共有して格安で見ることができた。
2本立てとは言え、2本いっぺんに見ることはなかなかできないが、2週間は同じ映画だったから時間の都合がつけば、シネマ券があるので2週間の間に見ても費用は別には発生しない。

みんなで団体券の費用を割り勘して購入したのは3年か4年だったか、続いた。

次第にそれぞれ映画館に入る時間がなくなり(何でだろう?)、みんなで買うのは止めた。

それから、ほとんどギンレイには行くことがなかった。

昨年、思いがけず、基金の事務局が飯田橋に移り、また行ける! と期待したがまだ2回ぐらいしか行ってない。
せっかくすぐ近くを毎日通っているのだから、行かなければ。


新文芸坐のほう、こちらの客層は断然男性、それもかなり高い年齢層。
まだ1回行っただけで判断するのはおこがましいが。

映画館が1種の社交場のような雰囲気だった。別にお互い会話しているわけではない。
いかにも同好の士の集まり、そんな感じ。

また、映画の組み立て方がギンレイとは全然違う。

たとえば、***特集、と名付けたら、毎日違う映画を1週間とか。
つまり同じ客を毎日でも映画館に通わせる方針らしい・・・

いや、これも1日入っただけで、判断するのはおこがましい。

文芸坐は一度閉館になったが、その後在日の篤志家が資金を出し、今の新文芸坐が復活したのだそうだ。
まだ行ったことのない人は行く価値のある映画館だと思う。

私がまったく偶然に見た映画は「運命じゃない人」
これが、なかなかおもしろい映画だった。

映画の次は芝居のことを少し。

風煉ダンス公演「快速船」
http://www.furen-dance.com/

これに娘が出ることになった。明日から始まる。

風煉ダンスというのはグループ名で、ダンスの公演ではない。お芝居だ。
以前、1度だけ娘の芝居を見に行ったことがある。それが風煉ダンス公演だった。
そのときは泥子という名前の役で全身泥を塗っていた。

今回は安部公房原作だという。何の役か聞くのを忘れている。
生バンドつき。舞台美術も一見の価値あり。
肝心の芝居は? それは見てのお楽しみ。

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