2010年7月18日日曜日

絵本『おこちゃん』とおんなじ

銅版画家で作家の山本容子さんの絵本を娘がプレゼントされたのは

小学生のころだったか?

いや、中学生になっていたかもしれない。

娘が将来美術を専攻するとはそのころは思っていなかったが、
絵が好きなのは確かだった。

小さい子向きの本かも知れないが、中学生が読んでも、見ても十分に
楽しめる本だから、と贈ってくれたのだと思う。

今、私の年齢で見てもおもしろい。

先日娘の家に行ったとき、孫が次から次へと絵本を持ってきて
読め、という。

持ってくる動作がおもしろいらしく、3ページぐらいめくると
次の本、という具合。

その中の1冊に『おこちゃん』(小学館)があった。

娘がもらったとき、裏表紙はよく見なかった。
なんと裏表紙には孫が得意としているポーズと同じ絵が描かれて
いるではないか!

孫はまもなく、1歳と3か月になる。
このポーズを得意としていたころは1カ月前の1歳と2か月のとき。

まだ歩けなかった。

でもつかまり立ちすることはできた。

なにかのひょうしにこのポーズをしたらおもしろいことがわかり
たびたびするようになったらしい。

この前、我が家に遊びにきたときもまだ歩けなかったが
高バイというこのポーズのまま進むようなハイハイをしていた。

外に連れていったら、高バイで早い早い、どこまででも進んでいった。

どのみち、歩くのだからハイハイの時期が長いほど、きっと
体にとってはいろんな刺激をいい意味で与えるんだろうな、と
想像がつく。
なにしろ、人類は四つん這いの時代もあったのだから。
その名残りを受け継いでいるわけだ。

残念ながら、歩きだしてしまったので、あの早い高バイをみることはでき
なくなってしまったが。

おこちゃんは山本容子さんの自伝的絵本らしい。
本の紹介の中のコメント欄にこんなのがあった。

「あ、裏表紙、お見逃しなく♪」

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