小学生のころだったか?
いや、中学生になっていたかもしれない。
娘が将来美術を専攻するとはそのころは思っていなかったが、
絵が好きなのは確かだった。
小さい子向きの本かも知れないが、中学生が読んでも、見ても十分に
楽しめる本だから、と贈ってくれたのだと思う。
今、私の年齢で見てもおもしろい。
先日娘の家に行ったとき、孫が次から次へと絵本を持ってきて
読め、という。
持ってくる動作がおもしろいらしく、3ページぐらいめくると
次の本、という具合。
その中の1冊に『おこちゃん』(小学館)があった。
娘がもらったとき、裏表紙はよく見なかった。
なんと裏表紙には孫が得意としているポーズと同じ絵が描かれて
いるではないか!
孫はまもなく、1歳と3か月になる。
このポーズを得意としていたころは1カ月前の1歳と2か月のとき。
でもつかまり立ちすることはできた。
なにかのひょうしにこのポーズをしたらおもしろいことがわかり
たびたびするようになったらしい。
この前、我が家に遊びにきたときもまだ歩けなかったが
高バイというこのポーズのまま進むようなハイハイをしていた。
外に連れていったら、高バイで早い早い、どこまででも進んでいった。
どのみち、歩くのだからハイハイの時期が長いほど、きっと
体にとってはいろんな刺激をいい意味で与えるんだろうな、と
想像がつく。
なにしろ、人類は四つん這いの時代もあったのだから。
その名残りを受け継いでいるわけだ。
残念ながら、歩きだしてしまったので、あの早い高バイをみることはでき
なくなってしまったが。
おこちゃんは山本容子さんの自伝的絵本らしい。
本の紹介の中のコメント欄にこんなのがあった。
「あ、裏表紙、お見逃しなく♪」
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