2009年11月4日水曜日

今年と来年のチェルノブイリカレンダー

我が家のカレンダーのかける場所2つは決まっている。
台所兼居間とトイレと。

メインはもちろんチェルノブイリ救援カレンダー。

つい、先日までは六ヶ所の写真だった。
と書こうと思ったが、確認のため見たらまだそのままだった。

子ども基金のカレンダーは先月と次月が小さく併記してあるので
月が替ったからと言ってすぐにめくらなくとも支障はない。

だいぶ日にちが経ってから次の月に替えることもしばしば。

家族の中で耐えられなくなったものが替える。

事務局ではもちろん、2日の月曜日から新しい写真に替っているからもう、我が家も替っている気になっていたが・・・

10月は六ヶ所村の核燃施設に反対するデモの風景。
雲と夕陽と沼と。その沼のほとりをデモの人たちが歩いている。
「しん」とした緊張感が伝わってくる。

11月は一転してベラルーシの秋の風景。
野良仕事に使う馬車に夫婦らしき人たちが乗っている。

放射能は目に見えないから、のどかとしていいようのない
おだやかな風景であるが・・・

不思議なものだ。
どちらも撮影月日はかなり古い。
たぶん、1989年前後の写真。
だから、六ヶ所村にはまだ放射能はない。
ベラルーシには放射能がある。
それなのに受ける感じは反対・・・


さて、来年のカレンダーは「いのちの輝き」というタイトルがついている。

かつて、広河さんのスライド講演に接したとき
もっとも印象に残ったのは3人きょうだいの2人の姉妹が写った写真とニーナ先生の結婚式の写真だ。
ウェディングドレスと緑の大地。
その色鮮やかな美しさに魅せられた一人としては待望のカレンダーだ。

汚染された大地で2人の子どもを育て、夫と共にその地に暮らし続けているニーナ先生。

病気と闘いながら懸命に生きる子どもたち、それぞれの
“いのちの輝き”をカレンダーに込めている。

数年前、3人きょうだいについて焦点をあてたカレンダーも作った。
それから数年経た長女・ナージャが自分の子どもと写っている
写真も来年のカレンダーに出ている。

来年のカレンダーをかけるのも楽しみにしている。

子ども基金のHP「最新情報」欄に詳しい情報と申し込み先が
載っているので、まだの人はぜひ検討を。

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