2009年7月18日土曜日

おばあちゃんたちに大人気の赤ん坊

夕方自転車で母のところへ行ってきた。
土手を自転車で走るのは心地よい。
今日は過ごしやすい陽気だった。

持参したマンゴウプリンを母と一緒に食べた。
さすがに固いとか文句は言わない。
おいしそうに食べた。

つい先日の木曜日には娘と赤ん坊と初めてタクシーに乗って行ってきた。
かなり暑い日だったが、タクシーだから楽々。
帰りはバスを使った。
(タクシー代を払って、車を出してくれるご近所さんの
ありがたみが倍増)

暑いのに行かなくともいいのでは?とおじいさんは渋い顔。
なんてったって、夫は母とは他人だ。

でも娘は孫だし、赤ん坊はひ孫だから。(だから?)

赤ん坊が生まれて2回会いに行っているが、お昼を外で
姉の一家と一緒に食べたときなので姉の孫もいたから
そんなに赤ん坊に興味は示さなかった。

赤ん坊がいるの? 相手は誰?
娘の彼も実は、母を訪問しているし、写真も何度も見せているが
初めて聞いた、というふうに2回共聞いた。

今度は母の部屋に連れて行ったのだが、そんなに驚いたふうはなかった。
赤ん坊は2か月半になるが、よく笑うし、おしゃべりもする(もちろん赤ちゃん語で)。


知人が言っていたが、世界中の赤ちゃんは何語だってわかるんだそうだ。
何か月までか何歳までそうなのか忘れたが。


うちの赤ん坊は2か月足らずで話しかけたりすると笑うようになった。
赤いてんとう虫の絵本を読んであげるとじーっと見ている。


懺悔の気持ちと共に思い出すのは、長男が赤ん坊のころ、いつも母子家庭同然だった我が家、台所をするときとか、用事をするときテレビの前にラックに乗せた息子を座らせておいた。

ぐずっていてもテレビを見ていると機嫌が直る。
特にコマーシャルのときになると強い興味を示した。

長じて、息子はどちらかというとテレビ、パソコン好きのお宅族だ。

話しを元に戻すと、母のところで赤ん坊は大人気だった。
母に赤ん坊のほうから笑いかけたので
仕方ない、という感じで母も笑いを返した。

抱っこさせたらこわごわと抱っこしていた。
満面の笑みではなかったが、ひ孫を実感しただろうか?

夕食の時間になってみなさんが食堂にいたときに
赤ん坊を見せたら、どのおばあちゃんも大喜び。

赤ん坊も普段ご近所さんや他の人に見せる顔とは違う何だか
自分の仲間だ、というような親しみの気持ちで接していたような気がする。
一生懸命に赤ん坊語で話しかけて笑っていた。

おばあちゃんたちは、特に認知症の人たちは無心のところが
あるから、赤ん坊と気持ちは通じるところがあるのだろうか。

母のとなりに座っているおばあちゃんは、独り言をいつも言っている。

そして、ご飯のとき、自分のひざに犬のぬいぐるみを2つ置いて
自分のご飯をそっと食べさせている。

他の人と話しているのは見たことがないし、
私が挨拶をしても軽く目礼するぐらいで話したことはない。

そのおばあちゃんが、まぁ、元気な赤ちゃんでございますね。
5か月ぐらいかと思いましたら2か月でございますか。
とてもしっかりした大きな赤ちゃんですね、と言いながら
パチパチと拍手までしてくれた。

虚像と実像とちゃんとわきまえている。

娘もすっかり満足してまた連れて行きたいと言っていた。

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