また、母のところで絵本を読んできた。
今度は家から持参。
数少ない手持ちの絵本から選んだのは『金の輪』
小川未明作、絵は吉田稔美さん。
彼女とはイラク開戦のときの反戦運動で知り合いになった。
シンプルで力強くかつ愛らしい絵を描く。
小川未明はあまりに有名な人だ。
新潟県上越市の出身でもある。
そう言えば小川未明館というのが高田城址公園内にあった。
旧かなでこそないが、そういう言い回しの、ていねいな
日本語で書かれている。
母のほかに2人の聴衆がたまたまソファーにいた。
耳の遠い母が中心だが2人ぐらいだと声も聞こえたと思う。
絵本も大型なのでよく見えたと思う。
まあまああきないで3人とも聞いて、見て、いた。
この調子で次回も絵本を持って行ってみようか・・・
しかし、元気になった母にはやや不安材料も。
それはまた追って。
ところで昨日は連れの実家へお墓参りに行ってきた。
盆と春秋のお彼岸には必ず実家に連れだって行く。
というか、それ以外は行かないというか。
幸いにして、義兄夫婦が義母を見ていてくれるので
私たちはあいさつに行く程度で済んでいる。
行くたびに義母の衰えが目立つ。
しかし、本人はいつまでも自分で何でもできると思っているらしい。
一緒に住んで面倒をみている人しかわからない苦労がどんどん
増えてきたことが会話を通して垣間見える。
何とかできているうちはいいが、いつか破綻の日が来るか?
こっちもやや心配な状況になってきた。
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