2009年2月18日水曜日

チェルノブイリは今

例年のことながら、4月26日前後に救援イベントを行う。
今年も早、その時期になった。

世の中は、チェルノブイリのことなど忘れたかのようだ。

100年来の経済危機?

まるで天変地異のごとくそれ一色。

それに加えて日本は内閣が崩壊するかしないか。

大変な事態である。

23年も前の原発事故のことなど思いだすどころではない。

しかし、今も汚染地に住む人々がいる。

日々、内部被曝し続けている人々がいる。

事故のときの子どもが大人になり、大人のガンが増えている。

次世代の子どもが病気になっている。

ウクライナだけで250万人の被災者がおり、そのうち28万人は
事故処理作業者で55万人が子どもたちだ。(2008年ウクライナ政府発表)

ロシア、ベラルーシ、ウクライナ合わせて700万人ぐらいの人々が
被災者あるいは汚染地域の住民ということになっている。

京大原子炉研究所の今中哲二さんらが事故20年目の2006年に
発表した報告に詳しい。

しかし、「汚染地域の住民数」と「チェルノブイリ事故被害者数(事故放射能の影響を受けた地域に住んでいたか住んでいる住民数)」の違いがよくわからない。

こちらの報告を読めばわかる人はわかるのだろう?

いずれにしろ、2年前と今と数字的にはあまり変わってないようだ。

細かなところは誰もわからない、というのが真相かもしれない。

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