2014年3月17日月曜日

マスコミと文化人の責任

選挙が終わった直後(2月10日)に、全国の脱原発・反原発をたたかって
いる人たちが入っているメーリングリストに投稿したものがなぜか流れなかったので
2月13日に内容を少し変えて流したもの。

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 ◇マスコミと文化人の責任◇

立候補者の訴えを生で聴ける人は全体からみたらわずかです。
テレビに出演したら多くの人に考えを知ってもらうことができたので すが、
ご存じのように、ことごとくその機会がなくなりました。
報道ステーションの出演の翌朝、あるテレビ局の ワイドショーの
出演が決まっていたそうですが、他の候補者の出演辞退によって、
それも流れたということです。 たとえ、一人でも意思のある人が残ったのなら
なぜ辞退したかを 明らかにし、一人の人に語らせるべきでした。
 
公共の電波を使っているテレビ局、ましてや在京のテレビ局は 都民に選挙のことを
知らせる、候補者のことを知らせる、 そういう責務があったのではないでしょうか。
投票日の夕方、宇都宮さんの事務所に詰め掛けた報道陣の数は ハンパでは
ありませんでした。 やはり選挙中は報道しないような規制がかけられて いたのか?
と思わざるを得ませんでした。
 
今の都知事選ではどれだけテレビに出ているか、顔が 知られているかが
票につながる仕組みになっています。
だからこそ、元首相2人の超有名人コンビを持ちあげたのだと思います。
 
投票当日、若い友人に電話をしてみました。
子育て中の彼女は脱原発候補2人の政策を見比べ、街頭にも 出かけて じっくり聞いたそうです。
 
最初から大体決めていたけど、やっぱり、思ったとおりだった、と。
でも選挙も終わりに近づくころ、脱原発候補の統一を望む文化人の 再度の声明を知り、
悩みに悩んだと言っていました。
 
そうそうたる人々が名を連ねている。
尊敬する大長老のジャーナリストたちも含まれている。
日本の民主主義のイロハを語る人たちです。
まさか? この期に及んで非民主主義に思える申し入れをするとは?
自分の考えに過ちはないのか? 始めから辿ってみたそうです。
結果的には自分の考えに過ちはない、と確信したと言ってました。
 
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全国のMLには当の文化人も何人か入っているので、最初投稿をちゅうちょした。 
 
2つのMLの管理人はそれぞれ知り合いだったから、差しさわりがあるといけないから
投稿するかどうか迷っていると言ったら、管理人はかまわない、投稿してほしいと。
それで、思い切って投稿してみた。

当事者でない方からの反論1つ。それだけ。

また、下記の「お約束」にも誰からも反論はなかった。

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高木 章次です。

都知事選の結果がどうであろうが、

今後ともいろいろな選挙があります。

候補者の一本化の話がでることがあるかもしれません。

それで候補者の一本化についてのマニュアル(お約束)のようなものがあれば良いのになと思いちょっと考えてみました。
すでにあるのかもしれませんが。
 
1、政策の合意を得て候補者が一人になること。

2、政策が決まっていないのに政策の合意についての話し合いはできないこと。

3、「あなたが立候補辞退(または選挙活動の実質的中止)をすれば私の支援する人が
当選できるかもしれないので辞退を求める」、という行為は行わないこと。
 
以上 2014.2.9  午後4時40分
 
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