2011年2月22日火曜日

白サギと灰色サギを見ながら土手を自転車で

今年は寒い冬にもかかわらず、自転車で母のところに
通うことが多かった。
きのうも白サギと灰色サギに出会った。

我が家は集合住宅の4階で午前中は陽がさして暖かい。

暖房も要らないぐらいだったので、いつもの防寒完備より
薄着にして外に出たら、風が冷たく案外寒かった。
でも面倒なので、そのまま自転車に乗った。

母のところは汗がでるくらい、暖かい。
Yさんに食事介助をした。
最近調子がよく、体も比較的シャンとしている。
食事介助してくれる人に、いつも、
「助けてやってください」と言う。
はい、「助けますよ」と答える。
飲み込みが弱いので、ドロドロ食で
ちょっとかわいそう。
いつも完食だ。
早く終わってしまう。

そのあと、隣の母のテーブルに行き、
Kさんと話しながら母やほかの人たちの食事ぶりを見る。
母はゆっくりゆっくり食べるが、ご飯とみそ汁はきれいに完食。
おかずは残すことが多い。
最近はお茶も飲むようになった。

きのうは食事のあと、すぐに寝る、と言わなかった。
食後の腹ごなしに廊下に散歩に行こう、と誘ったが「行かない」と
即座に拒否。
そのうち、みなさん手伝ってください、とお絞りたたみの
仕事を職員さんが持ってきた。
母も入れて4人が黙々とたたんでいた。
みんなきっちりとていねいにたたむ。

もっと複雑な仕事でもできるのにな、とも思う。
仕事がないよりマシだけど。
いつも出してくれるとは限らない。
そのときの職員さんの対応による。


さて、きのうは行きも帰りも土手だった。
午後は空気が暖かった。風も穏やかになっていた。
行きは岸にいた白サギだが、帰りは悠々と空を舞っていた。
もっとも同じサギかどうかはわからない。
20分以上はかかる道のりなので、電動自転車にしたらとの
知人の進言もあるが、今いち踏み切れない。
坂があれば別だが、土手を行く分には坂がないし。
まだ、当分自転車でいいか、と思っている。

神奈川の友達が送ってくれた写真。
朝の散歩時に撮ったらしい。小鳥がいるのは珍しい。
サギもこんなふうに撮れたらいいのだけど。

2011年2月19日土曜日

再処理問題に関するイベントのお知らせ

以下、 「再処理とめたい!首都圏市民のつどい」からの呼びかけ。

           *~*~*~*
2/20(日) 集合午後1時45分 出発午後2時

◆STOP再処理 LOVE六ヶ所 パレード◆
日比谷公園で3時ごろ解散です。 
毎回、街頭チラシも配っています。

再処理を中心に、
もんじゅ・プルサーマルについてもアピールします。
横断幕やプラカードなど
持って来て下さい。
集合場所 銀座の 水谷橋公園
(ホテル西洋銀座・テアトル東京のとなり)
地下鉄銀座一丁目または京橋駅下車数分
解散は日比谷公園予定
日比谷公園では短時間ですが、六ヶ所再処理
工場などの最新状況も報告します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2/23(水)18:30~19:00ごろ  

◆再処理やめなさい!
   経済産業省別館前行動◆

再処理が中心ですが、もんじゅとプルサーマルについても
含むかたちで、アピールしています。
18:50から要望書などを読み上げて渡し、終ったら即解散です。
(拡声器でアピール・チラシまき・歌・申入書/抗議文
などを読み上げて渡す、など)申入書や横断幕、プラ
カードなど持ってきてください。

主催/再処理とめたい!首都圏市民のつどい
呼びかけ団体:原水禁国民会議(03-5289-8224)/
プルトニウムなんていらないよ!東京(旧称 ストップ・ザ・もんじゅ東京)/
 /大地を守る会/福島老朽原発を考える会/
たんぽぽ舎/日本山妙法寺/日本消費者連盟/
ふぇみん婦人民主クラブ/グリーンピース・ジャパン
/原子力資料情報室
                  
            *~*~*~*
◆双方向シンポ
  「どうする高レベル放射性廃棄物」 in 東京◆
2月27日 午後13:30~17:00  発明会館ホール
問題提起案  高木 章次


1、選択肢と責任
原子力政策の基本は、「国民に対して
選択肢の提示と説明があ り、国民に
よる選択の結果は国民が責任を負う」、
というしくみが 当然必要と考えているが、
実行されていない。

これは高レベル放射性廃棄物をどう
するかに対しても言える。
選択肢を出し合っての議論が必要で、
一方的に国民に同意や世代責 任を
要求するのは無理と考える。
2、体制について
原発推進を前提としない、信頼できる
組織体制が必要。
現在、高レベル放射性廃棄物の管理・
処分に関わっている組織 (開発機構・                      NUMO・保安院・エネ庁・原子力安全                      委員会な ど)は、国民そして原発施設                      立地自治体の信用を失わせる実積                       を積み重ね続けている。
3、公募と申し入れについて
処分場探しが出来る状況ではないので、
中止すべき。

「適地」かどうか、天然バリアに関する
調査技術も処分技術も研究 開発中の
不十分な段階では「適地」を選んだの
か評価できないので はないか。
「適地」にはさまざまな要素と幅が
あるが、最適地を求めるのか。
「つくりやすい場所」なら「最低レベルの
適地」でも良しとし、人 工バリアの調整
で対応するとの考えと思われる。
それが良いとは思 えない。最適地を
                       求めるべき。しかし最適地の条件も
                       不明なのが現 状である。
4、地層処分の安全性について
原発は発電時にCO2を出さず安全で必要だ、と大宣伝している が東京に
つくる話はない。つまり、原発と同じように最終処分場も、 危険な状態が
発生する可能性があると考えているからではないかと 思う。

いったい、どのように前提が崩れ、どのような危険な状態が発生する
可能性があると考えているのか。またどのような状態になった ら
危険と考えているのか。
放射能は1000年で地下水に漏れ出すが、数万年後には地上の 生活圏に
出現するが安全レベルになっているとしているが、極めて不 確定要素が
大きい天然バリアにあまりにも頼っているのではないか。 人工バリアから
放射能が地下水に漏れだす時間を可能な限り長くすべ きではないか。
人工バリアの前提として、ガラス固化体の品質が重要と考えるが、 品質条
件はどうなっているのか。それを現物で確認しているのか、確認できるのか。
※上記は東京会場用のチラシで裏面はFAXでの申し込み用紙になっています。  

参加は事前申し込み制になっています。よろしくおねがいします。
くわしくは資源エネルギー庁のページをごらんください。 

2011年2月18日金曜日

100,000年後の安全?  100,000年の危険?

原題「INTO ETERNITY」(辞書では<永遠に>)
■ 2009年 デンマーク/フィンランド/スウェーデン/イタリアの合作ドキュメント
数々のドキュメンタリー賞を受賞している。

この作品が、映画館とNHKで相次いで公開された。
日本でのタイトルの付け方がおもしろい。

安全と危険ではまったく正反対の意味ではないか?

でも言わんとしているところは同じなのである。

映画館;100,000年後の安全
http://www.tnlf.jp/movie_into_eternity.html

NHK;100,000年の危険
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/110216.html

映画館の上映では、スウェーデン社会研究所の須永さんという方の
お話があると告知されていた。聞いてみたかったが行けなかった。

BS NHKの放映は録画をしておいて見た。

100,000年という長い年月について、学者が討論している。
あるいはインタビューに答えていたが
誰も決定的なことはわからない、ということは
テレビを見ていてわかった。

しかし、素朴な疑問だが、原子力を利用し続ける限り
廃棄物は生まれ続ける。

今、安定した地層深く封じ込めたとして、
これで終わりではない。
100,000年間、危険なそれを伝え続けることができるのか?
その後発生した廃棄物に対しても、
同じように、場所を選び、確保して、100,000後まで安全を保てるのか?

そして、これはフィンランドだけの話ではない。
世界に核廃棄物はあふれ、さらに日々生産され続けている。

テレビの録画を見た日から丸2日間、堂々めぐりの問いが頭の中を
ぐるぐるまわっている。

2011年2月12日土曜日

未来のためにできることはなにか?

関東地方、昨日、今日と雪模様の日々。

まだ積る気配はないが、寒い。
寒さには慣れているのだが、それでも寒さがビシビシと感じる。

世界は大荒れだ。

明日は小田原で毎年恒例の地球市民フェスタが開かれる。

「チェルノブイリ子ども基金」江の浦支部が毎回参加している。
私もボランティアとして毎年参加してきた。
今年で15年目のこのフェスタ。
10年目のときに、終わりにする、というような話だった。
しかし、今も続いている。
小田原にいる、外国人の人たちがこのフェスタに参加することを
喜んでいるのだろう。
こちらのブログではスイス人、コスタリカ人を連れて
参加する、と書いてあった。

東南アジアの人々が多いが、中東の人たちもいるはずだ。

エジプトのムバラク大統領の辞任がようやく決まった。

二転三転したが、結局、市民の退陣要求に屈したのだ。
アメリカの表明もあれこれ変わった。

タレントのフィフィさん(エジプト出身)の株が今回のことで
すっかりあがった、と息子が言っていた。
ブログをのぞいてみた。

これを読むと、エジプトとアメリカの関係、国民の気持ち、
誰にでもわかるように書いてある。

以下に、一部抜粋したのはフィフィさんの気持ち。

「私は今日もブログに自分の思いを綴りましたが、今までならタレント
という立場からもハッキリと明言することをためらっていたと思います。
はじめに投稿した『~新たな一頁へ』は今後の仕事の心配もしつつ言葉を
選んで打っていました。
でも、今はもう迷わない!→どこかで聞いたことあるフレーズ。読んで
くださってるみなさんがわたしに勇気をくれました。私は命と引きかえに、
そのリスクをかえりみず母国の為に、またアラブの為に、叫び続ける彼らの
為にもあきらめないと決めました。彼らの起こす革命を世界中が注目して
いるんです。彼らのメッセージをわたしが日本で伝えていきたい。
それがわたしのできること。」

そしてこう結んでいる。

「今の時代、1人の人間が社会に影響を与える事だってできるんです。
ほら、その証拠にこのブログを多くの人が読んでくれている。
そして、みなさんは自国の為に何を想いますか?
日本の未来の為に今なにが出来ますか? 」

きのうは、地元図書館であった映画会に行った。

「紅いコーリャン」と「上海にかかる橋」という2つの中国映画を観た。
2つともいい映画だった。
ひとつは戦争の悲劇(それも日本軍のために)、
もうひとつは文革の悲劇。
どちらも市民が犠牲だ。

たまたま録画しておいた「エレニの旅」を前々日、見たばかりだった。
この映画もまた、時代に翻弄された人々の悲劇の物語だ。

初めて見るギリシャの風景。
世界が絶賛した映像美。
全編に流れる詩情豊かな音楽。

最後のシーンでは涙が止まらなかった。

今も世界で起きている戦争による悲劇。
戦争の形は変わっても、悲劇は終わらない。

日本の未来のために、世界の未来のために
私たちはなにができるのだろうか?

2011年2月10日木曜日

連続での映画の紹介。

おなじみ武蔵野市民学校の2月上映会の案内




2011年2月8日火曜日

〈遺伝子組み換え〉を問うドキュメンタリー・初公開

昨日にひき続き映画の紹介。

【以下、転送・転載 歓迎】
*******************************************************
遺伝子組み換えサーモンが、米国で認可されようとしている今、
<遺伝子組み換え>を問うドキュメンタリー映画を2本
2月9日東京、2月11・12日横浜で初公開します。

【公開作品】
①「Life running out of Control 暴走する生命」 

遺伝子組み換え、バイオテクノロジーが生態系や社会に与える問題を問い、
カナダ、米国、インド、ノルウェーなど世界各地に取材した作品。
特に魚の遺伝子組み換えを本格的に 取り上げた映像が
映画として日本で公開されるのは初めて。
(2004年/60分/ ドイツ/製作:デンクマル・フィルム)
②「パーシー・シュマイザー モンサントとたたかう」 

遺伝子組み換え種子の開発と販売で世界市場を握る巨大多国籍企業
モンサント。カナダの農民パーシー・シュマイザーはモンサント社のGM
種子によって菜種畑を汚染された上、特許権侵害で訴えられた。
「自分で育てた種子を蒔く」農民の権利を守るためにたたかうシュマイザーと
それに連なる人々を描く。
(2009年/65分/ドイツ/製作:デンクマルフィルム) 

*映画サイト http://www.bekkoame.ne.jp/ha/kook

・・・・・・・ 〈遺伝子組み換え〉を問うドキュメンタリー・初公開上映会 ・・・・・・

■2月9日(水) 野方区民ホール (中野区野方5-3-1 西武新宿線「野方」駅3分)
 18:30開場 19:00開演  2作品の上映と講演
 講演:天笠啓祐氏(市民バイオテクノロジー情報室代表・ジャーナリスト)            
■2月11日(金・祝)12日(土) スペース・オルタ (横浜市港北区新横浜2-8-4 JR「新横浜」駅7分)

  各日とも 14:00~1回目上映 16:30~講演  18:30~2回目上映 (開場は各回30分前)

  講演:11日 白井和宏氏(生活クラブ・スピリッツ(株))
      12日 天笠啓祐氏(市民バイオテクノロジー情報室代表・ジャーナリスト)

  講演は1回目、2回目の上映の間、どちらの方も参加できます。

■料金: 当日1500円 予約1300円
■共催:遺伝子組み換えを考える上映会/スペース・オルタ/小林大木企画 
■後援:遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
■予約・お問合せ 小林大木企画 TEL&FAX 042-973-5502 
           kook★ha.bekkoame.ne.jp(★=@)
***************************************************************

2011年2月7日月曜日

映画「100,000年後の安全」

放射性廃棄物問題に関する下記の映画が、
2/13と2/20に東京で上映される。
現在、日本も含めて高レベル放射性廃棄物の最終処分場は
世界中に一つもない。
フィンランドは、世界で初めてその永久地層処分場の建設を決定した。

※以下転載・転送歓迎※
-----------------------------------------------------------------------------------

【100,000年後の安全】
■ 原題:INTO ETERNITY
■ 監督:マイケル・マドセン ■ 出演:マイケル・マドセン
■ 2009年 デンマーク/フィンランド/スウェーデン/イタリア
■ 75min ■ 言語:English ■ 提供:アップリンク

【受賞】
2010年 パリ国際環境映画祭グランプリ
2010年 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭・最優秀グリーン・ドキュ
メンタリー賞
2010年 コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭・有望監督賞

■ストーリー
フィンランドに建設が決定した、世界初の高レベル放射性廃棄物の
永久地層処分場。埋設後、その巨大システムは10万年間保持されるように
設計され る予定だが、果たして10万年後の人類にその危険性を伝えることは
できるのだろうか?
監督のマイケル・マドセンが自ら建設中の調査施設に潜入し、このプロジェクト
の合理性を問う。

■2/13(日)19:00~ トークあり、(ユーロスペース)
 トークゲスト/社団法人 スウェーデン社会研究所所長
■2/20(日)21:15~  (UPLINK)(要:予約)

■詳細は下記サイト参照。
http://www.tnlf.jp/timetable.html
http://www.tnlf.jp/movie_into_eternity.html