たんぽぽ舎の講演の翌日、8月3日に義母が亡くなった。
このかんいろいろあったので、すでに遠い出来事のような
気がするが、95歳の義母の死は大きな出来事の一つだ。
お経をあげてくれた住職さまがおっしゃるには
いまどき、自宅で亡くなるのは恵まれた人、なのだそうだ。
5日間ほど体調を崩したが、気がついたら息をしていなかったと
いうのだから大往生というべきだろう。
死因も立派な「老衰」。
私の母は今、91歳。認知症はあるがすこぶる元気だ。
それに比べても、そろそろ寿命ではないかと、義母の様子から
思うようになって、2年ぐらい経ったのかな。
同居の長男(義兄)夫婦は大変な日々ではあったとは
察しがつく。
風呂に入らなくなり、着替えを嫌がるようになってから
2年半ぐらい。
最近になってショートスティに何回か通うようになって
風呂に2年ぶりに入れてもらったそう。
本人も気持がいいと、もらしていたらしい。
今年の暑さで体調を崩し、食欲も落ちていた。
便秘もしていた。
でも、亡くなる前日に浣腸をかけすっきりして
その日は朝ご飯も昼ごはんも食べたという。
そして、3時にアイスクリームを食べさせようと部屋に義兄が
入ったら、すでに息がなかったとか。
かねがね義母は自分の母が風邪をひいて数日で
亡くなったのをうらやんでいた。
あんなふうに死にたいものだとまわりの者に
よく言っていた。
あやかったのだから大したものだ。
どちらも同じように、寿命での死を迎えたのだと思うが
片や80歳と少し。片や95歳。
私の友人たちのまわりの両親など90歳台がごろごろ
している。
いまどきの寿命は95歳ぐらいが普通か。
大正生まれの人たちは丈夫だがこの先はわからない。
寿命は昔に戻っていくかもしれない。
今日はお盆の送りの日。
義母の新盆は来年らしいが、義父のお盆は例年どおりだと
いうので、お参りに行ってきた。
彼と彼女が再会するのは49日後?
よくわからないが、まだ会ってはいないようだ。
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