2012年7月31日火曜日

◇8/2『子どもを守る闘い』-チェルノブイリと福島

                              
 日時:8月2日(木)18:30開場、19:00開演、            
 参加費800円(学生400円)                     
 会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)        
 講師:向井雪子                                       
 昨年6月、チェルノブイリ子ども基金設立者の広河隆一さんの    
 呼びかけをうけて、未来の福島こども基金を仲間と設立。      
 福島をはじめ東北・関東各地の市民食品放射能測定所開設を支援。  
 今年7月、沖縄県久米島に子どもの保養センター沖縄・球美の設立。
  運営費・保養費支援のための寄付を募っている。 
                                        
『子どもを守る闘い』-チェルノブイリと福島
こんなたいそうなタイトルで話をすることになった。


チェルノブイリ救援の活動は長い。

原発のことをほとんど知らない者が、チェルノブイリ事故のことを
きっかけとして、日本の原発事情も知ることとなった。


知れば知るほど、

日本の原発も危ないのでは?
原爆も原発も変わらないのでは?
核と人類は共存できないのでは?


という思いが強くなった。


とにかく日本の原発をなくしたい、そんな思いが
動機となって、チェルノブイリの状況を伝えるための
「広河隆一チェルノブイリと核の大地・写真展事務局」を
仲間と共に始めたのが1991年の5月。


状況を伝えると同時に、被災者の人たちへのカンパを募り、
救援していこう、と、写真展事務局より遅れること数か月、チェルノブイリ
子ども基金が発足し、その専従になった。


以来、ボランティアだった時も含めて延々とチェルノブイリ支援活動に
関わってきた。

子どもを守ると同時に日本の原発をなくす、それが活動の原点だったのに……。


フクシマは起きてしまった。

チェルノブイリの子どもたちの犠牲は生かされたなかった。

これ以上の悲劇は許されない。


福島原発震災被害者の特に子どもたちの病気の発症を
防ぐために、子どもたちを保養をさせなくては、という多くの人たちの
思いが集まって沖縄・球美の里がスタートした。

1回目の保養(親子50人)が終わり、現在2回目の子どもたちが保養中。

たくさんの子どもたちを保養させたい。


まだ、始まったばかりで、施設の運営費がどの程度かかるのか、
わからない部分はあるが、交通費をはじめとして、かなりの費用が
かかることは間違いない。

多くの寄付やボランティアのみなさんの協力が必要だ。


そして同時に今度こそ、第2のフクシマを起こさないために、今できることを
私たち大人は行動しなくては。

というような話を映像を見せながら伝えたい。

7・29の国会大包囲には、手製のメッセージを持参。
その前日、街頭でもらったばかりのうちわを利用。
2枚作って、1枚はshut泊の泉さんにあげた。
この写真はもう1枚の裏表(どちらも表とも言える)。
こんなうちわにも目を止めて、写真を撮らせてください、という人がいた。
やってみるもんだ。


























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