過去のブログに書いた。
こちらとこちら。
連れ合いがそのまま骨を持っているらしいというので
姉と案じてはいた。
よくドラマなどで別れがたく持っている、というのはあるが、そんなドラマチックなものではない。
1周忌のときに、立派な仏壇が新しく買ってあった。
妹夫妻と同居していた母が持っていた仏壇があるのだが、
宗派が違う、というのでそれは処分して、それも大きな仏壇を買い替えたのだった。
後で聞いたことによると、息子の名前でローンで買ったのだそうだ。
そんな見栄を張りながら、お墓をなんの手当もせず、骨箱のままただ時を重ねていた。
私は散骨でいいと前々から私の家族やきょうだいに宣言していた。
だから妹も、死んだ後は骨はどうでもいい、という主義ならいいのだが
そうではなく、病が進んだころ、先行きを少し考えたのだろう。
近くに住んでいたおばに、自分が死んだあと、どのお墓に入るのか?
と心配そうに言っていたという。
いつまでも持っているのなら、実家の墓に入れようと相談して、お寺さんに分骨をお願いした。
お墓のある松之山にはお寺さんを継ぐ人がいなくなり、今は本堂だけは残してあるが
空き寺である。
隣の松代町(旧)から長命寺の住職にお墓まで来てもらった。
9月15日に亡き妹の一人息子が結婚式を挙げたときに、妹の連れ合いから分骨してもらっていた。
11月4日の祭日に私と姉夫妻。新潟に住んでいた娘と孫たちとそして妹の一人息子と新しい家族と共に無事納骨を終えた。
いつもお墓詣りに行ったときは集合写真をとるのだが、雨のため、撮らないでしまった。
お墓に行く前に長命寺でもお経をあげてもらった。お墓にも自ら運転されてこられた。
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