さてさて、前回の更新が4月9日でそれから、ずいぶん間をあけたものだ。
更新直後の11日に母を引き取り丸丸3か月が経った。
介護生活にもようやく慣れ、日常に戻ったということかもしれない。
母のことは次に書くとして、今日は浴衣のことを書きたい。
ドルトムント独日協会というところが、福島の子どもたちの保養費用を集めて多額の支援金を沖縄・球美の里に送っている。私が世話人をしている未来の福島こども基金も球美の里を支援している。というか、球美の里の運営にも私自身関わっている。
夏は3回、冬が2回、春が1回、学童だけの保養を沖縄・球美の里で行なっているが(それ以外は就学前の子どもと母親の保養)、昨年の夏の保養2回分(約1000万円)、春の保養1回分(約500万円)をすでに寄付してもらっている。★今年の夏の保養もすでに2回分の支援が決定しており、1回目61次の保養は終了。現在ほかの募金からの支援で62次保養が始まった。ドルトムント独日協会からの今年2回目の保養は18日から始まる。昨年、今年と合計すると大変大きな額である。そのドイツでは難民問題など、急を要する問題が山積み。福島への募金も減少傾向にあるそうだ。
それで少しでも寄付金集めの足しにと日本の浴衣人気に目をつけ、バザーで売っているとのこと。そろそろ手持ちが底をつきそうなので、集めてほしいとの依頼がドルトムント独日協会よりあった。
日本国内はもしかして、ドイツよりさらに福島への関心が薄れている感もあり、私たちとしては、全面的に協力しなければならない。
主題はここから。
未来の福島こども基金では、ニュースレター12号に掲載し、下のようなチラシを同封した。
今週の月曜日25日にメール便で1500人のみなさまに送付した。
28日から荷物が毎日届いている。何らかの反響はあるだろうと予想はしていたが……。
25日に送ったゆうメールは早ければ翌日。通常27日着と見ていいと思う。
仮に26日にニュースレターが届いたとして、その日のうちに読んで翌日に出さないと28日にこちらには届かない。
これはネット以上の速さではないだろうか?
未来の福島こども基金のホームページやfacebook、個人のFBでも告知したのは約1か月前。
訪問者数はそう多くないのは事実だが、いわゆるSNSは使った。
しかし、1件も問い合わせがないし、浴衣も送られてこなかった。
実は未来の福島こども基金で支援している沖縄・球美の里では、クラウドファンディングプロジェクトを始めた。
開始5日以内に50%達成しないと成立が難しいそうだ。
そのため、開始前から念には念を入れた準備を行い、開始直前に知人たちに告知してそれは始まったのだが……。なんとかそれは達成できそうではあるが……。
話を戻すと、ニュースレターを送った後、未来の福島こども基金には、浴衣についての問い合わせは1件もない。
ただ、送られて来るのみ。
28日3件。29日1件。30日2件。31日1件。
パソコンを見る人、見ない人、それぞれに立場が違うのだ、と思わざるを得ない。そして案外パソコンを見ない人は多いのではないだろうか。
ニュース12号は昨年度の収支報告を掲載している。
ご寄付者との間に信頼関係があるからこその浴衣寄付なのだと改めて、感じている今日このごろである。
(★今年の夏休み保養、今、真っ最中であるが、そちらの保養費も支援してもらっているので、修正した~8/4記)