毎日毎日バタバタと時は過ぎていく。
母は12月ごろから食欲が落ち、痩せてきた。
昨年の春ごろも食欲がなく、もう年だからしょうがないなと覚悟していたところ、また食べだして元気になっていた。
今はなるべく通って母に食事をさせている。
行っても、寒い、暑い、痛い(極度の痛がり)、寝る、、、、
ぐらいしか言わない。
食べたくないときは首を振る。
痛がりということも理由に、インフルエンザの注射は毎年パスさせてもらっているが、インフルエンザにかかったことはない。
今年の新年は、埼玉に来る予定がなかった姉一家だが、母の衰弱が激しいので、と言ったところ、来ることになった。
24日の日曜日、たまたま姉の娘一家が埼玉のアウトレットモールまで新潟から買い物に来る(!?)ということでその車に大人4人、小学生2人の計6人が乗り、やってきた。
母に食べさせるため、柔らかいものを、と、大根と里芋を煮ておいたのを、母のところに行く前にお茶と共に出したところ、食べるわ食べるわ・・・
ついでにご近所からいただいた、ポンカン、ザボン、久米島の友からいただいたドラゴンフルーツも。
私と夫の生活ではご飯が余った、焚き過ぎだ、とケンカになるのだが、見事なまでの食いっぷり。食べ盛りとはこんなものか、とはるか昔を思いやった。
とにかく、それら全部平らげて、母のところに出発!
こちらも案外食べた。途中、何回か席を立とうとしたのをごまかしごまかし、3分の1ぐらいは食べた。上出来だ。
その2日後、施設に行ったら、なんとスプーンを持ってご飯を食べていた。
最近ではお昼に行っても、寝ているときが多い。
食べさせなければならない人が何人もいるので、スタッフは大変、順番だ。
だから、私が行ってから起こして移動させ、それから食べさせる。
途中立ってベッドに行ってしまうことも多し。
でも、大丈夫、今のベッドは電動だから簡単に起こせる。
起こした姿勢で、ベッドで続きを食べさせる。
やはり、食べるとエネルギーが出て、自分でも食べようという気分になるのだろうか?
この調子でもう少し、食べてほしいものだ。
しかし、どっちも髪が真っ白だから、母のところでみんなと一緒のテーブルで食事をさせていると私が入所者のようで、まったく違和感がない(^_-)-☆
実際に母のご飯を6:4ぐらいで私の方が食べていたりする。
残すのはもったいないからね。
写真は和食レストランで。